髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

大型自動二輪への道「卒業検定」

2009-08-31 | 大型自動二輪への道
さてはて。
大型自動二輪への道もいよいよクライマックスに差し掛かってきた。
というか「卒業検定」なので、もう「最終話」だ。
学科は免除されるので、これをクリアすることが「取得する」ことと同じ意味を持つ。

8月28日は、朝から晴天で、気温もぐんぐん上がった。
この日は、「卒業検定」という大切な日でもあるが、「Perfumeのライヴを見に仙台まで遠征する」という、もっと大切な用事がある。
しかも、タイムマネージメントにやや失敗していて、Perfumeのライヴ開演の15分前に会場に到着する予定になっている。卒検が終了したら、一刻も早く移動を開始して、この問題に取り組まなくてはならない。
さらに、本日8月31日の仕事が午前中に終了することが確定しているので、もしも卒検に合格したら、免許の交付に行くことができる(免許の更新は土曜日曜でもできるが、交付は平日にしかできない)。
ライヴにも気持ちよく参加したいし、スムーズに交付までこぎつけたい。
前回の自動二輪の卒検では、何の気負いもなく気軽に挑戦できたが、今回はそんな理由もあって、プレッシャーは最高潮に達した。
過度な緊張が何も良いものを生み出さないということは十二分に理解していることだが、どうやったって緊張してしまう。

タバコを持つ手の震えが止まらない。

卒業検定は、練習走行などなく、いきなりぶっつけ本番でバイクに乗る。
既に最後の教習から一週間も過ぎているし、相変わらずコースが頭に入っていない。
急制動でラインをオーバーしたことや、スラロームでパイロンに接触したことや、一本橋から脱輪したことなど(すべて一発で不合格になる)、悪いことばかりが思い起こされる。
この自分の肉体から、ごっそりと「緊張」だけを取り除けるのであれば、楽に合格すると思う。
それくらい「緊張」が邪魔だ。
「緊張」が憎たらしい。

前回の卒検と打って変わって、今回は私を含めてたったの5名。
大型自動二輪を受験するのは私一人だけだった。
凄まじい暑さの中、ロングTシャツに着替え、プロテクターを装着する。
既に汗だくになった。

「それでは髑髏さん、1番のゼッケンをつけてください」

またトップバッターorz…。

「今日のコースは1番を走ってもらいます」

はわわ。長いほうのコースだ(若干予測できることだけど)。

ほんの少しの時間でコース図を見て最終確認。
「また一番最初に走るのかよ!」
という、強い不満が功を奏したのかも知れない。
再び神が舞い降りてくれたようだ。

       *'``・* 。
        |     `*。   
       ,。∩∧_,,∧   *    もーどうにでもな~れ~
      + (´・ω・`) *。+゜
      `*。 ヽ、  つ *゜*
       `・+。*・' ゜⊃ +゜
       ☆   ∪~ 。*゜
        `・+。*・ ゜

もういいわ。
どうでもいいわ。
こんなモンさっさと落ちて、さっさと仙台に移動してやるわ。
ていうかエンジンかけてこのまま仙台に行ってやろうか。

全員で、待機するための小屋に移動して、前回と同じく、一息つく間もなくヘルメットを着用。
さっさとバイクにまたがる。
ミラー調整。
キーをオンにしてニュートラルを確認。
クラッチをにぎってエンジンスタート。
一速に入れて右ウインカー。後方を確認して発進。
すぐに左折で内周を走行。
S字に入ってから外周に出て、直線40キロ走行。
ポンピングブレーキでしっかりと速度を落としてカーブを通過。
再び外周の直線に差し掛かって、ここで急制動。
規定のラインを超えたら一発終了。
見事にライン前で止まった。
すぐに坂道に入り、坂道発進。
まあこりゃ簡単だ。緊張はしない。
クランクに入り、いつもよりもゆっくりと走る。
再び内周を一周。
ここでコース図が頭から消えた。
素直に教官に次のコースを尋ねる。
確か、コースを尋ねるのは減点にならないはずだ。
そうだった。次は波状路だ。
5秒以上のタイムで通過するのだが、たぶん10秒くらいで通過したかもしれない。
波状路大好きなのか。
左折が連続する。左折小回りが難しい。
半クラでエンジンが唸る。
問題なく踏み切りを通過し、最終関門であるスラロームと一本橋へ。
ここまでは着実にできたと思う。
ぶっつけ本番で、このバイクの感覚はつかめてきた。
突っ込むしかない。
いつもより遅かったが(規定は7秒以下)、パイロンに接触することなく通過!
深呼吸を一回。
後方を確認して、いざ一本橋へ。
10秒以上のタイムで通過なので、心の中で10秒を数えつつ、後半はブレーキングで時間を稼いだ。
脱輪することなく通過!
まあ落ち着け。
外周を半周してスタート地点に到着。
バイクを降りた。
汗だくになっていた。

「はいお疲れさ~ん!」
教官はさっさと走って中型のバイクを取りに行ってしまった。

とりあえず、現状で出来ることはやったと思う。
思いつく限りでのミスは、コースを忘れてしまったことくらいか。
あとは大きな減点はなかっただろう。

しかし不安で胸が詰まる。

前回と同じく、ぐったりとしながらも待合室で待った。
前回は10名ほどの受験で、今回は5名だから、待ち時間は短いかと思いきや、前回とぴったりと同じ時間待たされた。
教官が入室して一言。

「今日は全員合格です~」

緊張が解けて、どっと疲労が押し寄せた。
終わった。
ボケッと「バイクにでも乗ろうかな~」と思い立ち、いきなりハーレーを購入してしまってから約2ヶ月。
当初は、もっとスムーズに予約が取れると思っていて、1ヶ月くらいで取れると考えていたが、上手く予約が取れずにずるずるとここまで引き延ばしてしまった。
そもそも、今回の仙台行きも、ハーレーで行こうと考えていたくらいだった。
それが2ヶ月。
長かった~。

嬉しい教官のお言葉。
「髑髏さん、まったく問題なく走れていましたよ。このまま安全運転を心がけてくださいね」
はあ~。そりゃもう安全に運転しますよ~。
教習車のCB750とはかけ離れたバイクだが、ハーレーに乗っても安全に運転する技術を身に付けなくてはならないと感じた。

そして、楽しすぎて頭がおかしくなりそうなPerfumeライヴが終了して(現在ライヴレポート鋭意執筆中です。まあ、この記事を読む人には関係ないことか)、仕事を速攻で片付け、本日府中試験場にて免許の交付を受けた。
地下の高価で美味しくないラーメンを食べても何の不満も感じない。
ちょうど良いタイミングでディーラーから連絡が入り、今週末の納車について確認した。
いよいよ我が家にXL883Nアイアンがやってくる!
毎晩画像を眺めている日々は終わるのだ!


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「大型二輪」第二段階6~7時間目

2009-08-22 | 大型自動二輪への道
いよいよ私の「大型二輪所得日記」も、最終局面に差し掛かってきた。
自動二輪所得から振り返ってみて、「山あり谷あり」などのたいした盛り上がりも無く、ここまで来てしまった。
波乱万丈な教習所日記になるだろうと予測していたのだけどなあ。

「第二段階6時間目」

「この時間は砂地に入って、バランス感覚の練習をします」
おお。ネットで、非常に難しいと読んだことがある。
その前に、2種類のコースをもう一度走る。が、まったくコースが頭に入っていないことを確認した。
何度もコース図を見ながら覚えたはずなのに、すべて記憶から消し飛んでいる。
本気で記憶に障害があるのでは?と不安になった。
思えば、同じ小説を何十回読んでも楽しめる。
そんな私に教官はイライラすることもなく、卒業検定で減点されるポイントなどを詳しく教えてくれた。
大型二輪の教習では初めてだ。感謝。

「砂地」と言っていたものは「ゴムシート」だった。
なので、そんなに車体のバランスが崩れることはなかった。
しかし、立ち乗りで、ほとんど車体を停止させるほどのスピードでバランスを保つ練習をした。
私は、まだまだクラッチ、アクセル、ブレーキの操作が大味だと言われた。
クラッチ操作のし過ぎで、二輪教習で初めて左手の疲労を感じた。

もう一度教官とコースを走って教習終了。
引き続き「見きわめ」に入る。

「第二段階7時間目(見きわめ)」

この時間は、技能教習の最後の時間だ。
このまま卒業検定に進めるか否かの判定が下される。
幸い(?)にも、もう一人の大型二輪教習生がいたので、初めの時間帯は私一人で、気軽にコースを回った。
やはりコースが頭に入っていない。
何度か間違えたりしながらもぐるぐると走り続ける。
そして、教官が背後に現れる。
「では、2コースを走ってください」
緊張しながらも、確実に走った。
途中で合図の出し忘れを指摘されたが、それ以外はまずまず。
教習時間が終了し、バイクを路肩に止めて、ヘルメットを脱ぐ。

「では、卒業検定頑張ってくださいね!」

おお!
見事に「見きわめ」を頂いた!
想像していた以上に嬉しい。
冒頭に「山あり谷ありなどのたいした盛り上がりも無く」と書いたが、決して気楽にここまで来た訳ではない。
コース図は覚えられない貧相な頭脳の持ち主だが、技能教習中は目まいがするほど集中して臨んだ。
乗車するCB750に、思い通りに動いて欲しくて、五感をフルに駆使して、CB750の「声」を聴こうと努力した。
もちろん、CB750の「声」は聴こえなかったが、なんとか私の思い通りに動いてくれたようだ。
この「集中力」を、是非とも本番で発揮したい。

すぐにカウンターで卒業検定の申し込みをした。
当初の計画では、明日(8月23日)に卒業検定を受ける予定だったのだが、すでに締め切りのあとだった。
5秒くらい悩んで、一週間後の8月29日(土)に卒業検定を受けることにした。
そうでなくては、教習終了から卒業検定まで、2週間も間隔が空いてしまう。

8月29日(土)…。
私が参戦するPerfumeの仙台公演の初日である。

11時40分  卒業検定スタート

13時30分  結果発表

15時00分  新幹線乗車

17時00分  仙台到着

17時30分  開場

18時00分  開演    

時間が押し迫って「ハラハラドキドキ」するのを最も嫌う私が、こんな強行軍を組むとは…!
とにかく、どちらとも事前の準備をしっかりとしなければ。
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「大型二輪」第一段階5時間目、第二段階1~5時間目

2009-08-21 | 大型自動二輪への道
疲れた。
仕事と教習所の往復の毎日に。
しかしながら、一日1時間ずつコツコツと教習を進めた(1時間ずつしか予約が取れなかった)。
このままでは毎日疲れて寝ているうちに大型二輪免許を取得してしまいそうなので、書き記す。

「第一段階5時間目」

第一段階の「見きわめ」である。特に問題はなく、華麗に走行できた。
やはり、この段階で「一本橋」「急制動」「波状路」をクリアしているのが大きい。
もう一人の教習生も私と同じく見きわめであったが、波状路が走れないらしく、何度もチャレンジしていた。

「一本橋」は、この時間までは「立って」通過する。
規定では15秒以上で通過しなければならないが、13秒でも可を頂いた。
何度も書いた気がするが、ポイントは「目線を遠くに」「左右に小刻みにハンドルを振る」こと。

「急制動」は、前回の日記に書いたが「ほとんど前輪ブレーキで停止する」ことがポイントだ。
制動が始まった瞬間から段階的に前輪ブレーキを強くかけていく。
スピードに関しては、私は早い段階で40キロまで加速してそのままのスピードを維持する。
直前になってスピードメーターを確認するのは避けている。

「波状路」は、そのまま走ると、ガタガタと惰性で通過してしまう。
ポイントは、「波状路に差し掛かる手前で停止寸前まで減速する」ことだ。
そして、前輪が山に差し掛かったところで半クラで山を越える。
ここも、スピードが出てしまうと次の山を惰性で越えてしまうので、減速するために後輪ブレーキを使う(教官は後輪ブレーキを使っていないので、使わないほど低速で通過するのが正解だろう)。

教官がもう一人の教習生に付きっ切りだったので、何度もコースを走って終了。
問題なく「見きわめ」を頂いた。

「第二段階1時間目」

さてさて。
ここから新しく2つのコースを覚えなくてはならない。これがキツイ。
私は、こういった暗記ものが最高に苦手だ。
「記憶に障害があるのでは?」と自分を疑いたくなるほどに、綺麗に記憶を消去できる。
この時間は主にコースを覚えるための走行だった。
角を曲がるたびに記憶を失う(大げさ)。

「第二段階2時間目」

ここも、コースを覚えるための訓練だった。
しかし、教官がおしゃべり好きな人だったので、長い間話を聞いている内に教習時間が終わってしまった。
なんともったいないことだろうか。
コースはまったく頭に入らなかった。

「第二段階3時間目」

急制動の時間。問題は無し。
途中で懐かしいCB400に乗って急制動を試した。
既に身体がCB750に慣れているので、車体が軽過ぎて恐ろしかった。
この感覚を味わえたのは大きい。

「第二段階4時間目」

危険回避の時間。自動二輪でも同じ教習をしているので、やはり問題は無い。

「第二段階5時間目」

退屈なシミュレーターの時間。
得るものは何も無い。
というよりも、このシミュレーターの教習を予約するために(限られた曜日にしか予約ができない上に、必ず「5時間目」で教習を受けなければならない)、ずいぶんと時間を無駄にした。
このシミュレーターの教習さえなければ、技能教習はもっと以前に終了していただろう。

というわけで、順調に進んではいるが、なにぶん時間を食う。
しかも、このまま進めば、Perfumeの仙台公演とスケジュールが重なり、第二段階の見きわめを頂いてから、卒業検定を受けるまでが2週間も空いてしまう。

2週間のブランクはさすがに厳しいだろう。

うーん。





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「大型二輪」第一段階1~4時間目

2009-08-16 | 大型自動二輪への道
自動二輪免許の交付と同時に再び教習所に入学した。
次からいよいよ待ちに待った「大型自動二輪」の教習である。
教習時間の空きがなく、多少待たされたが、昨日と本日で第一段階の4時間目までコマを進めた。

「第一段階1時間目」

手馴れた動作ですっかりとプロテクターとゼッケンを装着した私を見て、教官が驚いていた。
「最近までココに来てたの?」
「はい、先日まで自動二輪でお世話になってました」
「ああなるほど。じゃあ、やり方とかわかってるよね(目がギラリ)」
「はい…」
「じゃあ、これコース図。覚えといてね」
「はあ…」
1分ほどでコースを頭に叩き入れる。
自動二輪で走っていなかったら絶対に覚えられないだろう。

取り回しと引き起こし、センタースタンド掛けをさっさと済まし、いきなりコースに。
自動二輪の教習は、手取り足取り丁寧に教えてくれたが、大型二輪はやはり違う。
「乗れて当たり前」
が前提でスタートした。

CB750…。でかい…。足が届かないよママン…。
クラッチの感覚もCB400とは違い、発進も難しい。

教官と一緒にコースを回る。
死ぬ気でスラロームに突っ込んだが、思っていたよりは上手く走れた。
そして一本橋。
「ココは立って通過してね」
「は?」
「ココは立ち乗りで走って」
「…」

出来ません。
まったく出来ません。
バランスが取れず、真ん中辺で落ちてしまう。

CB400ではあんなに華麗に通過していた一本橋が、ここに来て大きな壁となって立ち塞がった。

続いて急制動に。
ここも、CB400とは違う。全然止まらない。

そして、大型二輪で初めて登場する「波状路」。
惰性でそのまま通過。ダメだこりゃ。

教官は厳しい雰囲気の人だが、的確にアドバイスをくれる。
CB400では感じなかった大パワーの制御が、一番の肝らしい。

まあ、初回だから仕方なし。
しかし、最初からずいぶんと走らせてくれるものだ。
汗だくになって終了。

「第一段階2時間目」

1時間目は教官と一対一の教習だったが、2時間目からはもう一人教習生が増えた。
始めに教官の後に続いてウォーミングアップ走行をするのだが、教官が飛ばす飛ばすw
私はほとんど全開で後に続いた。もう一人の教習生はついてこれず。

この時間はほとんど放置プレイでコースを走っていた。
やはり、何度チャレンジしても一本橋が渡れない。急制動も止まらない。波状路は意味がわからない。
そして、今回の教習で初めて転倒した。
左折で内周に入ろうと発進するつもりで車体を傾けたらエンスト。そのまま倒れる。
これがもし、自分のハーレーだったら、と考えると恐ろしい。
それ以外の部分では、着実に車体には慣れてきた。
ここで、2時間目は終了。
第二段階でのコース図を書き写して帰る。

うーん。「立ち乗り」の根本的なやり方が違うような気がする。

「第一段階3時間目」

再びコースをぐるぐる回る。
「一本橋と急制動が上手くできない」
と教官に伝えると、ポイントをいくつか教えてくれた。
なるほど!何度もチャレンジするうちに段々と出来るようになってきたぞ(後述します)!

そして、再び登場の「八の字」!
前回の自動二輪の教習では、これを真剣にやったお陰で、その後の教習がずいぶんと楽になった。
特に左折の「小回り」はすべてここで教わる「リーン・アウト」が身についていないと上手くいかない。
S字やクランクでも活用できる。やはりCB400よりは難しい。
「いやあ、八の字をこんなに乗りこなす人は居ないですよ!」
と、教官から優しい声をかけられた。
嬉しい気持ちでここは終了。

「第一段階4時間目」

この時間は嬉しいことに、自分でコースを考えて走って良いと言われた!こんなチャンスはないぞ!
言うまでもなく、
「外周」

「スラローム」

「一本橋」

「急制動」

「外周」
というコースを走れる限り走った。
この時間のお陰で、一本橋、急制動の感覚はまずまずつかめたと思う。
まずは「一本橋」(立ち乗り)。

・タンクの中央部分をヒザで挟む。が、あまり力まない
・上半身は動かさずに、下半身でバランスを取る
・頭は絶対に動かさない
・目線は遠くを見る
・ハンドルを小刻みに左右に動かしながら進む

このアドバイスを忠実に守り、なんとか落ちないで通過することが出来た。
通過タイムは13秒ほど。

続いて「急制動」。
CD400では、いいかげんなブレーキングでも止まったが、ここは工夫しなければ止まらない。

・後輪ブレーキはほとんど「飾り」程度に使用する。主役は前輪ブレーキ
・ブレーキをかけて、制動が始まったら心の中で「1、2、3!」と声を出して段階的に前輪ブレーキを強くかける
・ハンドルを押して、前のめりになる身体を抑える

「心の中で1,2,3!」は自分で考えたオリジナルw
ともかく「前輪ブレーキ」が基本だ。少しずつ強く掛けていく。
通常の街乗りだったら、こんなに強く前輪だけをブレーキすることはないだろうけど。

しかし、この時間は貴重だった。
次はいきなり第一段階の「見きわめ」だ。




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「普通二輪」卒業検定

2009-08-10 | 大型自動二輪への道
昨日、やっとこ自動二輪の卒検を受けてきた。
職場の同僚から風邪をうつされて、意識が朦朧とする最悪のコンディションだった。
鼻が完全に詰まっている上に、くしゃみと咳が止まらない。
それに追い討ちをかけるようにギラギラと太陽が照りつける。

「今日は棄権しようかな…」
と一瞬頭をよぎったが、そうすれば予定が再び一週間先に伸びてしまう。
今回の卒検だって、5日間も待ったのだ。行くしかない。

11時半。教習所に到着しただけで汗が吹き出る。意識が遠のく暑さだ。
プロテクターを装着して、さらに暑さ倍増。
集合場所に行くと、なんと、10人くらいの受験生がいたので驚いたが、自動二輪の受験者は私を含めて4名で、残りは大型二輪と、スクーターの受験生だった。

ぼーっとした頭で説明を受けて、ゼッケンを渡される。
ゼッケンには「1」の文字が…。
私が自動二輪の一番手だ…。
「今日は『2番コース』で走ってね」
2番コース…苦手だ…というか覚えているのか俺?

不安と緊張が一気に押し寄せる…間もなくもう本番が始まる。

        *'``・* 。
        |     `*。
       ,。∩      *    もうどうにでもな~れ
      + (´・ω・`) *。+゜
      `*。 ヽ、  つ *゜*
       `・+。*・' ゜⊃ +゜
       ☆   ∪~ 。*゜
        `・+。*・ ゜

ここで、緊張も不安も消し飛んだ。
たぶん、大丈夫だ!俺!

幸いにして、一番手は教官が色々と用意をしている間にバイクに跨れた。
後輪ブレーキをかけたままミラー調整。
キーをオンにしてニュートラル確認。
クラッチを握ってエンジンスタート。
右後方を確認して右足を地面について、左足で一速に。
左足は地面に、再び右足はブレーキを踏んで、右ウインカー。
右後方をミラーと目視で確認。
発進。

右折で外周に出て、ストレートは40キロ近くまで加速して、ポンピングブレーキで20キロまで減速。
コーナーを回り、再びストレートでしっかり加速、コーナーで減速。
右折で坂道に入る。ギアは一速にして停止。
右後方を確認し、坂道発進。
そのまま山を越えて、見通しのよい交差点を左折。
大回りしないように一速で、かなりゆっくりと曲がった。
そのまま次は左折で内周へ。どこでも左折は大回りすると減点の対象になる。
すぐに左折でクランク。ここは全然楽勝。
クランクを左折で出て(ここも大回りしやすい)、交差点を過ぎて、右折で外周に。
そして、外周のストレートで「急制動」だ。
ここで、はっきりとしたミスを犯した。
後輪のタイヤがロックしてしまった。
しかし焦らず焦らず。

そのまま右折で内周に入り、6番のコーナーを左折で入る。
見通しのよい交差点を、しっかりと左右確認しながら通過。
踏み切りに入る。一速で一時停止。左右確認して発進。
再び左折で内周に出る。
すぐに障害物があるので、右ウインカーを出して、右後方をミラーと目視で確認。車線変更。
左ウインカーを出して、左後方をミラーと目視で確認して、車線変更。
左ウインカーは出したまま、そのまま2速でしばらく走って、左折でS字に進入。
途中でウインカーを右に変更し、一速に入れて、再び外周へ。
もちろんしっかり加速、しっかり減速。
左ウインカーを出して、2速であることを確認して、スラロームへ。
ぶっつけ本番はやはり怖い。だが上手く切り抜けた。
そして一本橋に。深呼吸させてもらった。
膝が痛くなるほどのニーグリップで、10秒で通過。
これで終わりだが、気を抜かない!
左ウインカーを出して、左右確認し、内周を走りすぐに右ウインカー、右後方をミラーと目視で確認。
センターラインに寄って右折し、発着点に戻る。
ギアをニュートラルに戻し、エンジン停止。
右後方を確認し、降車。
サイドスタンドをかけて、ハンドルを左いっぱいに切って終了。

汗だくになった。

「急制動」で後輪が滑ったこと以外は、まずまずの出来だったと思う。
後輪が滑ったのは初めてだった。いつもは無意識にやっていて、特に難しさは感じなかった場所だ。

しかし、後々に、この「急制動」が中々の鬼門だったことが判明する。

「やりきった感」いっぱいでクタクタになって、とりあえず一服をするためにベンチへ。
次の受験生が走っている。
何度か一時停止で右足を地面に着いているが、大丈夫なのかな?
彼は、私とは違って、「急制動」でラインをオーバーして停止していた。
しかし、それ以外は中々スムーズな走りだった。

その後は小柄な女性。
なんと、その女性は「急制動」で停止後に転倒した。

やっぱり何かおかしい。

普段の教習で、「急制動」で転倒する光景などは見たことがない。
やはり、教習では生まれない特別な緊張感が操作を誤らせるのだろう。
しかし、「緊張するな」というほうが無理だ。
私は、いきなり一番手で走らせられて、緊張を育む暇がなかった。

その後も女性。
頻繁にエンストをしているように見えた。

検定待合室にて、放心状態で教官を待った。
重苦しい空気が立ち込める。

大型二輪と、スクーターの受験生が全員呼び出されて、室外に出て行き、再び全員戻ってきた。
何をしたのかはまったく判らない。
そして、我々自動二輪組が呼び出され、となりの教室に移された。

「え~。髑髏さん。合格です。急制動がちょっとアレでしたけど、ほぼ完璧な走りでしたよ。これからも安全運転でお願いしますね」









そして、私以外の3名は、不合格だった。
それぞれ、どの部分で減点されていたのかを詳しく説明してくれた。

「では、髑髏さんはまた検定待合室に戻ってください」

なるほど。
先ほど呼ばれて戻ってきた大型とスクーターの受験生は、全員が合格だったのだ。

アンケートと、免許交付についての説明を受けて、13時半に解散。

嬉しい気持ちが半分、まだまだ先があるんだよなあ、という気持ちが半分の、複雑な心境だ。
しかし、振り返ってみると、この「まだまだ先があるんだよなあ」の心構えがあったからこその合格だったような気もする。
私のゴールは、「大型自動二輪の免許」だ。
今回の「自動二輪の免許」は、通過点の一つにしか過ぎない。
教習中もずっと頭に思い描いていたのは大型自動二輪のことだ。
ハーレーも買ってしまったことだし、是が非でも大型の免許をもぎ取らなくてはならない。
「こんなところで立ち止まらないぞ!」
という気持ちが、ほんの少しの集中力になったのかもしれない。

Perfumeのあ~ちゃんの、「高いところに目標を設定して、そこにたどり着くまでに低い目標を設定し、それを着実に越えていく」という教えをしっかりと実践した格好だ。
「遠くに高い目標を描き、それをクリアするために、近くに低い目標を置く」
判ってはいるが、中々普段意識するのは難しいことだ。
ご利用は計画的にしなければならない。

そして、帰宅し、しっかりと寝込んだ。

早ければ水曜日に免許の交付を受け、そのまま再び教習所に入学する予定だ。

あと12時間!
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「普通二輪」第二段階7~8時間目

2009-08-04 | 大型自動二輪への道
7時間目は「シミュレーター」だった。
それに付属してビデオ鑑賞が一時間。

それにしても、この「シミュレーター」はまったく意味がない。
こんな子供騙しな機械に乗って学べることなんて、ほとんどないと思う。
はっきり言って苦痛だ。
合計3時間もこの無意味なゲーム機に乗っかって時間をつぶした。

ビデオ鑑賞では、教官がずっと話しかけてきたので、それに答えるためにほとんどを見なかった。
まあ、見ても(すでに普通自動車免許を持っている私にとって)参考になるものは少ないのだろう。

「見きわめ」の前の貴重な2時限は、かなり無駄なことに消費された。

そしていよいよ8時限目「見きわめ」だ。

かなり気合を入れて望んだが、教官がもう一人の教習生に付きっ切りで、私はまたしても放置プレイにさらされた。

うーん。

放置される、ということは、問題がない走りをしているのだろうか。
教官は「まったく問題ない走りをしていますよ」とは言ってくれるものの、実は忙しいだけのような気も…。

今回は、きっちりと「乗車」と「降車」の安全確認をしながらコースをぐるぐると回った。

あっさりとハンコを頂いて「見きわめ」終了!
さて、今度の日曜日が「卒検」だ!

恐らく、そのときに一番必要なものは「毛の生えた心臓」なんだろうな。

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「普通二輪」第二段階3~6時間目

2009-08-02 | 大型自動二輪への道
ここのところ、仕事がかなりハードになっていて、夕方に教習所に着くころには疲労困憊している。
さらに眠気もあり、正直に言って教習内容をあまり覚えていない。
というか、「見きわめ」や「卒検」に関係しない教習だったので、脳内で自動的に削除しているのかも。

とりあえずはダブることもなく、第二段階の6時間目までコマが進んだ。
技能は「見きわめ」を含めてあと2時間、学科が1時間。
それが終了したら「卒検」を受けて、晴れて自動二輪免許が取得できる。

しかし、私の場合はまだ先がある。

今やっていることは、あくまでも「大型自動二輪免許所得」への一つのステップに過ぎない。

こんなにも「波状路」に真剣に取り組む自動二輪教習生はいないだろう。

それにしても疲れた…。
やはり、仕事をしながらの教習は甘いものではない。
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「普通二輪」第二段階1~2時間目

2009-07-29 | 大型自動二輪への道
5時起床、食事

6時仕事開始

17時仕事終了

18時教習開始

20時教習終了

21時夕飯

22時就寝(目標)

23時半就寝(現実)

という生活スタイルが数日間続いたが、やや疲れた。

さて、調子に乗って2段階も二時間連続で教習を受ける。
が、初めはシミュレーターなので、割と気が楽だ。
私一人だけだったので、ついでに怪しい自分の交通法規について色々と質問できて良かった。

「昨日渡したコース図は暗記してきましたか?」
「いいえ、昨日は最後の時間だったので、コース図を書き写す時間がなかったのでコース自体知りません」
「えー!まいったなあ~」

教習所は、最終の教習が終わった瞬間に営業を停止する。
いったい、いつ書き写す時間があるのだろうか。

「しょうがないな~。コース図は私が書いておきましたから」

とてもありがたい。

そして2時間目。
コース図を暗記していなかったので、けっこう苦戦した。
2種類あるコースを覚えるだけで精一杯で、運転の練習をする余裕はなかった。
なんだか一時間を無駄にしたような気がする。

疲れきって自宅に帰り、早速コース図をひっぱりだして復習。
…教官…書いてもらったコース図と、教えてもらったコースが違うよorz…。
↑たぶん、走ったコースが正解だと思われる。
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「普通二輪」第一段階8~9時間目

2009-07-29 | 大型自動二輪への道
さてはて今回は18時から1時限だけの教習の予定だったが、かなりの雨のためか、19時からの教習に空きがあるとのことで、2時限の教習を受けることになった。

つまり、「第一段階見きわめ」である。
事前に一時間乗れるので、なかなか良いタイミングだ。

教官は2時間ともH教官。
この教官は丁寧で的確にアドバイスをくれる。

基本的には前回の7時間目に教えてもらったコースをぐるぐると回る。
見きわめの直前なので、一つ一つのポイントを丁寧にクリアする感じで回った。
一本橋は、粘ることはせずに、きっちりと10秒程度で渡りきるように心がけた(粘ってるじゃないかw)。

そして、ここにきて今回の教習で初めて「恐怖」を味わった。
「ビッグスクーターの体験乗車」だ。
すっかり教習車のCB400に乗り慣れてしまっていたので、このスクーターの大きさと、コントロールの難しさには恐怖した。
教官の後について走るので精一杯だった。
スラロームに入らなくて助かった。

ここで8時間目は終了。
さて次は「見きわめ」だ。

再び同じコースをぐるぐると周回する。
どうやら、その間に教官が後からついてきて採点するようだ。
誰も見ていないときでも、確認するように慎重に走った。
途中、2回ほど教官が後ろについた。
ちょうど晴れ間が出てきて、夕日がキレイだったので、夕日を眺めてリラックス。
そして、何も言われることもなく見きわめは終了。

「じゃ、次から2段階頑張ってくださいね~」

ハンコもらって終了。
見きわめ合格。

学生時代は、後ろから数えていったほうが早いくらい(というか、一番後ろ。自分より後ろがいると腹が立った)の成績だったが、試験(というほどのものでもないが)に合格するのはとても気持ちがいい。

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「普通二輪」第一段階6~7時間目

2009-07-26 | 大型自動二輪への道
今日も6時起床で教習所へ。
ここまでは拍子抜けするほどスムーズに進行した。
教官は毎時間交代したが、一人を除いて皆教え方が的確で理解しやすい。

しかし、その快進撃も今日で止まるのだろう。
今日は「スラローム」と「一本橋」が待ち構えている。

スラロームは、見ていて明らかに難しそうだと分かる。
そして一本橋は、ネット上でその難しさを散々読んだ。

慣らし運転が終わると、まずは教官の後ろに乗って説明を受ける。
まさか、スラロームがアクセルワークのみで切り抜ける場所だとは思わなかった…。
これは出来る自信がない。
一本橋は思っていたよりは速いスピードで通過していた(規定は7秒以上で通過)。

「ではどうぞ」

って、できねえよwwwww

と思いながら挑んでみたら、出来た!
明らかに昨日の「リーン・アウトで八の字グルグル教習」が効いている!

続いて、生まれてはじめての一本橋へ。
ネットで勉強したイメージを広げる。
「ニーグリップはしっかりと保持」
「目線を固定する」
「遠くを見る」
「ハンドルを常に左右に振る」
「後半のブレーキで秒数を稼ぐ」
まあしかし、まずは秒数よりも、脱輪しないで通過することだけに集中するか。

深呼吸。

9秒で通過。
脱輪なし。

正直に書く。
全然余裕じゃないか。
その後、何度も一本橋に挑戦し、最終的には14秒までタイムを伸ばせた。
しかし、そこまで粘る必要はどこにもない。
一本橋は、大型二輪でも余裕があるだろうと予測する。
逆に、スラロームの方が感覚をつかむ前に終了してしまった。

ここで6時間目は終了。
続いて7時間目は、このスラロームと一本橋、そして「坂道発進」を加えたコースをグルグル回るというもの。
この時間はわりと自由に放置プレイされ、やはり昨日と同じく直線では加速して、カーブでは思い切り減速する「メリハリ」のある運転を心がけた。

気が抜けてきた証拠だろうが、ここにきて発進でエンストを二回も起こした。
気を引き締めなければならない。

個人的にはスラロームの練習をもっとしたかったが、時間終了。

そして帰路である考えが頭をもたげた。

「ひょっとして、この自動二輪の免許が取れたら、府中の試験場で『一発』で大型二輪が取れるんじゃないのか?」と。
このブログのネタ的には最高のアイデアだ。
まあ、そこから色々と考えたが、結局は「平日のみ」という壁に阻まれた。
教習所での運転作法を身につけているのならば、恐らく「一発」は無理かもしれないが、「三発」くらいで取得できるかも知れない。

「教習所で自動二輪所得」

「試験場で大型自動二輪所得」

平日に休みが取れる人は、この方法はお勧めかもしれない。
過去のブログに書いたが、私は普通自動車免許を試験場で2回取得している。
技能は2回とも「一発」で合格した(学科は厳しかった~)。
技能は、ほとんどが「作法の確認」だといえる。
あとはコースをしっかり頭に入れておく。
つまりは、事前に完成させられる部分が多い。
あとは強力な心臓を持っていれば、合格率は上がるだろう。

夏休みの日にちがうまく噛み合えば、挑戦してみるか(ほとんど無理だが)。

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「普通二輪」第一段階4~5時間目

2009-07-25 | 大型自動二輪への道
夏休みに突入したので、教習所は混雑しているのかと思いきや、二輪の方は意外と空いている。
しかしながら、土曜日曜はさすがに朝の2コマしか教習は空いていなかった。

ほとんど眠ったような状態で教習所に到着。
8時5分から開始の4時間目は、教官一人に教習生二人。
外周を慣らし運転で数回回った後、急制動の教習。
前回は作法そのものに慣れずに苦労したが、今日は調子が良い。
教官がどこかに行ってしまったので、何度もチャレンジしてみた。

その後、私は教官にコースを説明され、ほとんど一人でグルグル回って教習は終了した。
教官はもう一人の教習生に付きっ切りで教習していた。

誰にも見られていない気軽さで(実際には教官がしっかりチェックしているが)、車体に慣れるようになるべく多くの回数を走った。
最高速は40キロ、ギアは3速までが上限だったので、しっかりと加速し、ポンピングブレーキを使って「メリハリ」のある運転を心がけて走った。

速度を出す場面では、しっかりと速度を出した方が運転技術の向上には近いような気がする。
クルマの教習でよく見かけるが、安全第一にノロノロ走るのは誰にでも出来る。
「リズム」と「メリハリ」って、運転だけじゃなく万事に共通するものだと思う。

相変わらず「ニーグリップ」と「クラッチとブレーキに指をかけっぱなし」が頭から離れてしまう。
教官から「足の指先を内側に向けると自然とニーグリップになる」と教えられた。
「かなり良いですよ」と言われてハンコを押してもらった。
一瞬だけニヤニヤするが、困難はまだ先だろう。

ほとんど時間を空けずに5時間目がスタート。
教習開始と共に、もう一人の教習生が派手に転倒。
私は「リーン・アウト」での八の字走行を教えられ、「これは出来そうにないな」と感じた。
しかし、いざやってみると意外にも車体のコントロールが出来る。
そして再びの放置プレイ開始。
ずーっと馬鹿みたいにグルグルと八の字走行を繰り返した。
色々と試すことが出来て良かった。
2速のアイドリングで行けるか行けないかのギリギリ。
なので、微妙なクラッチとアクセル開放が必要だ。
そして「視線を先に向ける」。
これは今後の課題になるだろう。

明日はお楽しみの「一本橋」だ。
ここまでは拍子抜けするほど楽に到達できたが、ここからが山場なんだろうな。
身体が覚えているうちにサッサと済ませたい。
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大型自動二輪への道

2009-07-24 | 大型自動二輪への道
という訳で、ふとした勢いでハーレーダビッドソン「XL883アイアン」を購入してしまった訳だが(ディーラーに車両が到着するのは今月末)、肝心かなめの「大型自動二輪免許」がない。

私は「普通自動車免許」しか持っていないのだ。

それなのにハーレーを先に購入してしまった空気の読めない36歳射手座。
身長は163センチ。体重50キロ。
ハゲていることは薄々バレているようだが、仮性包茎だということは皆は知らないようなので安眠するAB型。
今日は雨の中ずっとゴムじゃない地下足袋をはき続けて気持ち悪かった髑髏フラワーです。

こうなったらやるしかない。
一気に「自動二輪免許」→「大型自動二輪免許」に向かって駆け抜けてやる。

目標は「8月中に大型自動二輪を所得する!」である。
もう一丁、「そしてPerfumeの仙台公演初日に東京からハーレーで参戦する!」である!

という訳で、購入の翌日に早速自動車学校に入学してきた。
現在は「自動二輪免許」第一段階の3時間目(適正検査含む)。
仕事帰りに2コマずつ教習を受けようと算段していたのだが、そのためには17時50分には教習所に到着しなくてはならない。
間に合わない訳ではないが、仕事をしている最中に気が散るので、ここは大人しく一日1コマずつ進めていくことにした。

運転に関しては、過去にモンキーに乗っていたので、クラッチやギアチェンジなどは問題はない。
自虐的な自慢だが、私は「普通自動車免許」を運転免許試験場で2回も所得した経験があるので、教官もうなるほどの「安全確認ポーズ」は得意だ。
そして、普段の仕事の時にも安全確認はしつこいほどしている。

しかし、やはり車体が大きいと感じる(当たり前だ)。
どれだけ重いのかとドキドキしていた「引き起こし」は、拍子抜けするほど軽かった。
日本男児だったら、あんなモン片手で起こしなさい。

しかし、現段階でも問題点は浮かび上がる。

・意識しないと「ニーグリップ」(タンクをヒザで挟む)が出来ない。
・カーブ通過時に目線を先に向けられない(だって雨で路面が…)。
・ブレーキとクラッチに指をかけたまま。
・急制動で無意識にギアダウンしてしまう。
・前後輪のブレーキを同時に使わなくてはいけないこと。
・停止するギリギリまでクラッチを握らないことに慣れない(エンストします)。
・ギアの上に足を乗っけて走る人っているの?
・教官の声が小さい。

以上が、現段階での課題だ。
仕事もプライベートも忙しいが、粛々と進行していきたい。

土日は朝6時起きで教習に行ってくる。





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