髑髏フラワー

ママの口ぐせお花はドクロ!

TOKYO DESIGNERS WEEK 2012「コンテナ展」に行ってきたよかしゆか

2012-11-06 | Perfume
11月3日、文化の日に「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」に行ってきた。
「Physicalizing Data by Rhizomatiks」(ふぃじかり…じんぐでーたばいりひずまてぃ…読めない)というタイトルで、PerfumeのグローバルサイトなどをデザインしたRhizomatiksによるコンテナ展示があるためだ。



感想から言うと「見に行って良かった!」と思った。
Perfumeに対する、ワクワクするような「未来」を見せてもらったような気がした。
ほんの数分の映像作品に寒空の下1時間ほど並んで待つ(恐らくこの会場の中では一番の人気作品だったのではないか?と思われる)…というだけで心が折れそうになったが、待つだけの甲斐はあった。
実に久しぶりにPerfumeに対するドキドキ感やワクワク感を味わえた。

簡単に説明すると、コンテナの奥に配置された3人のマネキンを背景にして、3Dホログラムの映像が流れるのだが、コレがとてつもなくカッコいい。
グローバルサイトの楽曲に合わせて様々なエフェクトを施された3人が弾けるようにダンスして、最後にはエフェクトを解除したいつもの3人がダンスする映像が流れる。

この、最後の演出でグッと涙腺が緩んでしまった。

実際の「素材」の映像なのかは不明だが、グローバルサイトのダンス映像を作るための「材料」としてダンスをしている3人の力強さ。

やはり、あの3人の「素」の部分というか「根」の部分が太くたくましいから、派生する枝や葉や花が美しく伸びるのだな、ということがしみじみと理解できた。

あ~ちゃん、かしゆか、のっちのまっすぐな目線の強さに、実際に目の前にいる訳でもないのに、画面からの圧力を感じてしまった。

自分で一番驚いたのは「本人不在」なのに、まるでライブに行ったような興奮を覚えたことだ(もうちょっと作品が長く作られていたら飛び跳ねていたと思う)。
まさにVirtual Reality。人工的に作られた現実を脳内に植え付けられてしまった。

Perfumeから「近未来」という冠詞がなくなって久しいが、やはりPerfumeはこういった最先端技術との親和性が高いと感じた。

そして、言うまでもなく、この最先端技術を駆使したライブの演出が俄然楽しみになってきた(色々とハードルは高そうだけど)。
Perfumeのことだから、きっと我々の度肝を抜く演出を施してくるのだろう…きっと…!

結論。
かしゆか好きっス!


コンテナの裏側もカッコいい。
コメント (2)
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一生新参

2012-11-05 | Perfume
最近はプライベートも仕事もバタバタと忙しく、このブログも更新する時間もない。
貧乏にヒマはなく、貧して鈍している状況だ。

個人的には「Spending all my time」が今一歩胸にヒットせず(聴いた瞬間に「これはPerfumeの曲じゃない」と感じてしまって、それがずっと続いている。結局ほとんど聴いていない)、Perfumeも海外公演に照準を定め、置いてけぼりを食らって心の中にポッカリと穴が空いたような状態が続いている。

そんな中、ふと目に飛び込んできたTwitterのフォロワーさんのつぶやきに、ハッと目を覚まされた。

Perfumeの台湾公演に参加した方が、帰路につく時のつぶやきだ。


『台北市街を離れるバスの中で、エレワを聞きながら5年前の広島と全く同じ切ない気持ちになってる。もう俺一生新参!新参サイコー!』


古くからのファンでも、常に「新参者」でいさせる魅力とパワーと鮮度がPerfumeには備わっている。
「一生新参」
なんていい言葉だろうとしみじみと思った。
そして、ちょっと今の自分は、その「新参者」の気持ちが抜けてきちゃってるのかな?と感じてしまった…。
「一生新参」…「最新のPerfumeが最高のPerfume」という言葉を言い換えると、こんな言葉になるのかも知れない。
思えば、自分もPerfumeに対しては、ファンになった2007年から現在までずっと「新参者」だったと思う。

初めてPerfumeのライブを体験した「GAME TOUR」の千秋楽。
イントロを抜けて1曲目の「GAME」が始まった瞬間に「これは今までの人生の中で一番良いライブになる!」と確信し、終わって外に出てからは、しばらく立ち上がることもできないほどに衝撃を受けた。

そこから武道館、代々木体育館、直角ツアー、ファンクラブトゥワーなどなど、ライブに参加するたびに素晴らしいパフォーマンスと演出に衝撃を受け、いつでも「次のステージ」が待ち遠しい存在になっていた。
何度も何度も見ても、見るたびに新しい発見があり、生まれて初めて見るような驚きがあった。

あの3人娘は次にどんな仕掛けをしてくるのだろう?
MIKIKO先生はどんなダンスを仕込んでくるのだろう?
ステージの演出はどうなるのだろう?

という期待感に、尽きることなく打ち返してくれる3人娘。

これはライブに限ったことではなく、シングルやアルバムのリリースの時にも同じだ。
ともかく、新しい作品やパフォーマンスに触れるたびに、いつでも新鮮な切り口を見せてくれる。
それも、行儀良く空気を読みながら優しく見せるのではなく、血が流れ出ているような過激で斬新な切り口だ。

もうまさに「さすがPerfume!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ! 」状態で私は彼女たちの歩く先をずっと凝視してきた。

しかし現時点では、リリースされた作品に限っては「スパイス」で自分の中の斬新なPerfumeは止まってしまっている(夏のロックフェスなど参加しなかったことも影響は大きい。それにしても「スパイス」は素晴らしい!)。

「一生新参」

特にPerfumeに限った話しではなく、すべての事柄において「新参であり続ける」という気持ちは大切にしていきたい。

幸いにも、先日見に行った「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」のコンテナ展で、私はPerfumeに対する、ワクワクするような「未来」が見えた気がした(簡単なレポというか感想を後日書きます)。

残念ながら、年末のフェスにも参加できなそうだが、新しい作品と次のワンマンライブ(ライブビューイング?)を楽しみにしたい。

結論。

かしゆか好きっス!
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