毎年のことだが、冬が濃くなってだんだんと寒さが厳しくなると、脳内で自動的に「マカロニ」が流れ出す。
何度もここで書いていると思うが、Perfumeの中で一番に好きな楽曲だ。
「冬が好き」とどこかのインタビューで話していた中田ヤスタカの、冬の雰囲気を醸し出す最高傑作だと思う。
つい最近、YouTubeにアップされていた「直角二等辺三角形ツアー」の「マカロニ」を見て、改めて良い楽曲とダンスパフォーマンスだとしみじみと感じた。
Perfume マカロニ (Live) [HD]
このマカロニを見てて思い出したのは、かつて「ZIGGY」というバンドでヴォーカルを勤めていた森繁樹一さんが、歌うことに対する壁にぶち当たって悩んでいた時に、ヴォイストレーニングの先生に「雨を降らせるように歌いなさい」と言われた、というエピソードだ。
まさにこのマカロニのダンスパフォーマンスは、広い会場内に「雨を降らせるように」染み渡っているように見える。
それも、乾燥の季節を耐え抜いた植物たちに、生きる活力と新緑の芽吹きを与えるような、力強くも優しい春の雨だ。
ライブハウスからどんどんと会場が巨大化していって、観客との距離は離れ、その距離を詰めるためにステージセットは豪華になり、演出は派手になる。
しかし、肝心の3人は別に手足が伸びたり巨大化することは出来ず、今も昔も同じようにダンスをするしかない。
恐らく、上記した森繁樹一さんのように、3人は一度に多くの観客を魅了するための身体の動きなどに悩んだのではないだろうかと思う。
その結果が、この、春の雨のような優しくて力強いマカロニのダンスパフォーマンスになったんだと思う。
以前のマカロニとどこが違うのかは上手く説明できないが、視線のやり方や表情、ダンスの柔らかさなどに、3人の大きさ、支配力のようなものを感じる(一言でいうと「オーラ」って奴だろうか?)。
その一方で「GAME」や「edge」のように、圧倒的な火力で制圧するような、反撃のチャンスを一度も与えない夏のゲリラ豪雨のようなパフォーマンスもあるところがPerfumeの楽しさである。
ステージの上には、今も昔も同じくたった3人の女の子しかいないが、3人が発する魅力の射程距離は飛躍的に上がった。
今度はどんな雨を降らせてくれるのか楽しみである。
結論。
かしゆか好きっス!
何度もここで書いていると思うが、Perfumeの中で一番に好きな楽曲だ。
「冬が好き」とどこかのインタビューで話していた中田ヤスタカの、冬の雰囲気を醸し出す最高傑作だと思う。
つい最近、YouTubeにアップされていた「直角二等辺三角形ツアー」の「マカロニ」を見て、改めて良い楽曲とダンスパフォーマンスだとしみじみと感じた。
Perfume マカロニ (Live) [HD]
このマカロニを見てて思い出したのは、かつて「ZIGGY」というバンドでヴォーカルを勤めていた森繁樹一さんが、歌うことに対する壁にぶち当たって悩んでいた時に、ヴォイストレーニングの先生に「雨を降らせるように歌いなさい」と言われた、というエピソードだ。
まさにこのマカロニのダンスパフォーマンスは、広い会場内に「雨を降らせるように」染み渡っているように見える。
それも、乾燥の季節を耐え抜いた植物たちに、生きる活力と新緑の芽吹きを与えるような、力強くも優しい春の雨だ。
ライブハウスからどんどんと会場が巨大化していって、観客との距離は離れ、その距離を詰めるためにステージセットは豪華になり、演出は派手になる。
しかし、肝心の3人は別に手足が伸びたり巨大化することは出来ず、今も昔も同じようにダンスをするしかない。
恐らく、上記した森繁樹一さんのように、3人は一度に多くの観客を魅了するための身体の動きなどに悩んだのではないだろうかと思う。
その結果が、この、春の雨のような優しくて力強いマカロニのダンスパフォーマンスになったんだと思う。
以前のマカロニとどこが違うのかは上手く説明できないが、視線のやり方や表情、ダンスの柔らかさなどに、3人の大きさ、支配力のようなものを感じる(一言でいうと「オーラ」って奴だろうか?)。
その一方で「GAME」や「edge」のように、圧倒的な火力で制圧するような、反撃のチャンスを一度も与えない夏のゲリラ豪雨のようなパフォーマンスもあるところがPerfumeの楽しさである。
ステージの上には、今も昔も同じくたった3人の女の子しかいないが、3人が発する魅力の射程距離は飛躍的に上がった。
今度はどんな雨を降らせてくれるのか楽しみである。
結論。
かしゆか好きっス!