ツバメさんのヒナ つづき

　親鳥が餌を捕らえて巣に帰ってきました。おそらく夫婦で餌を運んでるんだろうと思います。この巣にはヒナが5羽、食欲は非常に旺盛です。親はおそらく満遍なく餌を分け与えてるようには見えません。ヒナは巣の中の位置取りから生存競争が始まっているんです。前列の子は発育が良いです。



　ヒナは親鳥の接近をわりと早く察知します。親鳥がヒナに餌を与える瞬間を狙っていたのですが、ヒナの挙動でそのタイミングを計ることができます。目も満足に見えてないだろうにどうやって察知するのか非常に興味があっていろいろ試してみました。風を切る音には恐らく反応してるだろうと思い口笛を吹いたり手を振ったりしましたが無反応です。そしてあれやこれややってるうちに間違ってストロボのプレ発光してしまったら一斉にヒナが口を開け首を伸ばしました。光だったのですね。どうも光というより親鳥の影を感じているようです。あまりやるとストレスになるといけないので控えめにしました。プレ発光してからレリーズで2枚目のカットが撮れました。

ヒナは排泄の瞬間巣の縁からお尻を突き出してします。巣の中にはしないんですよね。親が教えているとも思えないのでDNAに焼き付けられた反射行動なのでしょうか。そうやって考えると人間って高等なわりにそういうことが苦手ですよね^^;


EOS 5D MkⅡ/EF70-300mmIS/580EX（1枚目トリミング）