梅雨の真骨頂だ。スリッパが湿い。どんよりと足の裏から音が剥がれる。
チェッ。
畳に踏み入れた足がじとばんでいる。足なのか畳なのか。
チェッ。
蒲団まで。心無しかへたってる。
チェチェッ。
この気分。
湿気が悪なのか。否。気温だ。
熱苦しいに「閑寂(侘寂)」は似合わない。
いや。京都の夏は、暑いらしい。
雨が雨たらんに文句をつける気は無いが。
クソッ。
六月よ、まだ早い。
解っておるだろう、まだだ。
明日は『真夏日』。
まだだ。
「まだ早い」と、言っておるっ。
チェッ。
畳に踏み入れた足がじとばんでいる。足なのか畳なのか。
チェッ。
蒲団まで。心無しかへたってる。
チェチェッ。
この気分。
湿気が悪なのか。否。気温だ。
熱苦しいに「閑寂(侘寂)」は似合わない。
いや。京都の夏は、暑いらしい。
雨が雨たらんに文句をつける気は無いが。
クソッ。
六月よ、まだ早い。
解っておるだろう、まだだ。
明日は『真夏日』。
まだだ。
「まだ早い」と、言っておるっ。