土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

見頃です(昨日の続き)

2008-04-30 23:15:07 | 歌日記




おくゆかし顔寄せうつむく桜哉

愛らしい白と桃色花たちは顔寄せ合ってはにかむかのやう


この連休が最後でしょうか?皇居堀端の桜です。







下の写真は桜の咲く場所から平川門を望む風景。
橋の奥にけぶって見えるのが国立近代美術館、右端に見えるのが毎日新聞社です。
ツツジも満開。人も多く出ています。気持ちいいです。



皇居散策

2008-04-29 18:15:12 | 歌日記
200804291731000.jpg
昭和の日二十年の月日哉


皇居大手門と東京タワーとビルの窓に反射した夕日。
…霞がかってます。(ただの曇り?;)


面白い事に気がついたので追伸。
モニターから目線を沈めながら遠ざかると日が暮れます。
やってみて!!

既出ものに+

2008-04-28 21:05:13 | 歌日記
飽きたのよ五月病もう何年目

聞き飽きた『五月病』いま何年生?


↑ 上の句は、ここ何年かの今時分(四月下旬から五月上旬が嫌い…)の私の気持ち。(T_T)
本来の五月病とは意味が…ちょと違う;
(「チキショーッ!書いてやるっっ!」↑「;書いてやったぜっ!」)

下の句は、職場・学校でこういう事を『毎年』聞かされる方も居るかな?て事で。(ゴールデンウィークに入ったばかりですが;)




にょっきりの竹の子ポコッとたのしいな


↑+ 4/24 。(ボッキリ;でなく)筍掘り成功例の句。
(お口直し;)



追伸。ちょっと(?)修正しました「チャイム」。
説明口調が残っていたので;あと説明不足(情景描写)のプラスも。


ダメ出しを自分で出すよ〆切り(UP)後;



時をかけた少女

2008-04-27 02:47:50 | 歌日記
先ず。一昨日のタイトルをちょっと変えた。報告。(?)
小説のタイトルの様だ。パクリいやパロディ。(タイトルのみ。笑)
今日もついであやかって;のタイトル。


小説(映画)を見る前の少女時をかけ(翔)


高校生の、まさに芳山さんと同じの授業中。
そう和子ちゃんと同じ体験。同じ授業を聞いた事があります。
「デジャビュ」一昨々日と…前にも使ったけど、このフレーズにも愛着(?)があるのは経験があるから。と、書いても信じない方もいらっしゃるでしょうね。が、構やしない;で、進めます。

No.12「チャイム」(もちろん枝葉は足してあります;)
今は昔の物語。忘却の彼方;(←好きだね;このフレーズ)だから細かい事は覚えちゃいない。国語だったか?古典だったか?社会科系だったか;その辺。
新一年生でも無ければ春でもきっと無かった;

「あれっ!?」なのに皆、無反応。だから聞けませんでした。確認はとって無い。(から正偽は証明出来無いけど)
聞けないでしょ?空気は明らかに私の方が『おかしな人』と言ってたんだから。烙印を押されかねない;

こんだけハッキリした奴は後にも先にも(?)これだけだけど。既視感、見た事有る風景・場所に行った事は小学生の頃は少なくなくて。不思議なんだけど、なんかそれよりドキドキワクワクしてた。
夢で既に見ていたというのが多かったと思う。よく言われることだけど、やっぱそうでしたね。
だから懐かしくて嬉しい的な…恐くも何とも無い。

大人になって;からはあまり無いな。懐かしい場所を夢に見る方が多くなってしまった;(「造り・間取り」とかね)ちょっと不服、両方見たい。(笑)


↑ 「こんだけ」とさっき書いたけど、実は「時かけ」に近いデジャビュは昨年のブログの中でも一度あったかな。
書き上げた後「それを書いた」という事とその「今」の感覚が、その一連を既に経験してるという感覚がフラッシュがあった。この時は自分自身、だけの事だから外的要素は無くて知覚のみ。
デジャビュというか、と言うよりアカシックレコード;に近い感覚。
既に知っていた、約束されて(決まって)いた処に辿り着いた…とでも言えばいいのか。錯覚ではない。
説明されても…う~ん解らないでしょうね。これは私も初めての体験(?)で私自身、驚きましたから。

話の種??ついでの話です。信じるか信じないかはお任せしますので。(笑)


しかし…;
あ~あ;今回はとうとう書きたく無いもの(小説はこっ恥ずかしい;)を書いてしまった。大昔に、あるアニメの外伝;を同人誌に一本(シナリオ形式)書いて以来だ。
(それも相当抵抗があったけど;自分で新キャラを生み出す事に;)

取り敢えず「当分書きません!」と、ここに宣言して置こう。
…だけど修正はまた;入れるかも?(やっつけ?時間;だったので;)
う…ん、よく解らない?だろう締めが気になっている。
ま、いっか。取り敢えず寝ようっと。(4時間しか寝てないのだ;)



追伸。(も;長いぞっ!)No.12。掌編、小説風?に書いてみました;
昨日UPした奴、最初はここの中での「説明」だった。
部分的にスタイルを(小説っぽく)変えて挟んであった。
事実現実にあった事とは言え、風変わりうさんくさい系の話??
これを説明口調で書いたものを見せられた時の薄ら寒さ;を想像したら…;「サブッッ!;」
(「アカシックレコード」…薄ら…でしょ?;)
で、変えてみた。変えてみたらば、ちょっとここに載せちゃうってのが、もったいなく(?;)なって…長いしね;
もったいない……
「おおっそうだ!最近あげてない『作品』の方へ。カウントしてしまえ。」
「 UPも遅くなった。この際、解説(?この文の事)は次の日にまわしてしまえ!エントリー(日付)も稼げるし;」(ズル;)賢いぞっ私!

という所で、風呂行って来ました。一休みしました。
明日(今日)はゆっくり出来るぞ~っっ!!



No.12「チャイム」

2008-04-26 23:10:23 | 掌編(創作)
突然、先生の言葉が説明が耳馴染みの有るものに変わった。
ぼうっと流れていた時間、頭にスパークが翔る。「えっ?これもうやったとこ…」
瞬間私は顔を上げた。「…いや。」その頭を振って考える。「おかしい!?」
いくら勉強嫌いな自分でも、さすがにそれ位は解る。言葉・内容、繋ぎ方が全てまるまるおんなじならば。おんなじ、カリキュラムでは無く段取り、話そのものが同じだったのだから。
眉間にしわを寄せながら「あれっ?」ハッキリとして来た?目で辺りをそっと伺うと、誰一人として声を挙げる気配も無い。気づいて無い?
「何で?」ぼんやりを引きずったまま、かの頭を無理矢理に、回転数を上げさせて、答えを探そうとする。え…っと、
『同じとこやってるよ!(笑)』『進まなくてラッキー!』って魂胆?
つかの間、納得を見つけた気分になる。でも…
にしても、この静寂さは『異常』では無い『いつも』過ぎる?

取り敢えず「仕方無い。」私は混乱した頭のまま、その時間を遣り過ごす事にした。他にやる事も無い。授業中だ、聞き覚えの有る授業ではあってももう一度、聞きながら休み時間を待つしか無い。
「そうは言ったって!」どうしたって、まして「もうやった。」なら。『勉強』の二文字なんて造作無く滑り落ちてしまう。
窓ガラスの先は花の色にけぶっている。時計の針は9時22分。
「目は開いている。開けてるけど…」「もしやこれは夢?夢を見ている?また随分と、ハッキリした夢よね…」
「夢か…」もし、ならば。もし白日夢なら終業のベルに依って覚まされる筈だ。
でなければ。級友達のはやし声によって覚まされるだろう。「うんうん。」
そうきっと、ここに居る一同にベルは告げることだろう『もういいよ。』そして『さあいいよ。』と。うん論理的。
あれこれとくどくどと巡らせている内にやれやれやっと、
『もういいよーーーー』は来た。


一気に教室の空気が緩む。ONからOFFへの瞬間移動だ。
開けた窓の隙間から花びらが吹き込んで来た。
『春は曙』かぁ。もうそんな時間じゃないか…さて起きなくっちゃね。
休み時間に「起きる」とは、はてさて困った生徒であるなと我ながらに思う。
学校もとんだ新入生を受け入れてしまったものだな。なぁんて、さっきまでとは打って変わった呑気さで、私は待っていた。
そうだろう当然の反応を待つ。しかしクラスメートはこれといった、別に格段変わった様子を見せる気配は無い。おしゃべりをしたり、伸びをしたり。いつもの光景だ。
お菓子をまわす、スカートを扇ぐ。真似して扇ぐ。
回転数安定、動作確認。スリープはしてない。
「やっぱり…」つまり、そういう事?私はやっと飲み込んだ。
本当は、ずっと目が覚めていた事に今の今まで気づいて無かった、らしい私は確かめるかの様に声を出してみた。
「私だけが聞いていたのか、同じ授業をもう一度。」

白日夢は目覚ましのベルと共に「そのまま」現実へとスライドして行っていたのだ。

キンコンカンコーン…
夢じゃない事を音が告げる。
「そうか中学じゃなかったっけ…」

始業を知らせる音だけが晴れやかに、チャイムへと姿を変えていた。



?  2008.4.26記(4.27加筆修正)