土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

夢と日常

2009-11-22 22:11:54 | 私記
自然で無くて造形物、華美で無くて荘厳、合理では無くて制限の無い。
そんな創造物と空間の夢。広くて広くて、デカくてデカい。
何度も何度も行ったり来たり、一歩一歩スライドして行く遥か天井の変わるそれの見え方を、ただ圧倒されながら。

日常の中の非日常。
有り得ない? 無駄に見えるもの、用(意味)を為さないもの。
既知に有る未知。

深夜、休日の街の誰も通らない広い暗い空間に、巨大なシルエットを浮かび上がらせるビルや鉄塔。
一種異様な、異形な空間、異次元。畏怖。

「ボーダレス」に在る、ものに魅かれるのは、夢の中だけの事では無いようだ。

「ずっと……」飽きずに、は。既知の様な未知。