9/2 紀伊国屋ホール F列
<作・演出>青木豪
<出演>杉田かおる 高橋克実 マギー 段田安則 小松和重
池谷のぶえ 明星真由美 安田顕
※ネタバレあります
『噂の男』&『獏のゆりかご』東京観劇ツアー2日目は、新宿・紀伊国屋ホールへ
もちろん初めての紀伊国屋ホール
本当に本屋さんの1フロアにあってビックリしました(笑)
今回は演劇ぶっく社のモバイルサイトでチケットを取ったので、開演前にチケットを引き換えて、
ついでに国王への差し入れを受付で預かってもらい、ホールの中へ。
幕が開いて2日目だったので、ロビーにはたくさんのお花が飾られていて、
あんまりじっくり見れなかったんですが、国王にはHTBさんやカリー軒さんから
お花が贈られておりました
一方、杉田かおるさんには『不信のとき』チームからのお花が一杯でした!
お話の方は、前日の『噂の男』とは打って変わって、穏やかで優しく、そして切ない物語。
小高い丘の上にある動物園。バツイチ子持ちの飼育員(杉田かおる)と彼女に想いを
寄せる副園長(高橋克実)と元夫(段田安則)。
アルバイト(明星真由美)との関係に今一歩踏み込めない飼育員(マギー)。
動物のことについて何かとクレームをつける常連の主婦(池谷のぶえ)や、鳥の羽ばかり
集めるこれまた常連の近所のビデオ屋の店員(安田顕)。そして彼にテナント物件の
世話を頼もうとする飼育員(小松和重)…
そんな彼らの日常に巻き起こる小さな波紋の数々を、細やかな会話と自然な演技で
見せてくれた、優しい雰囲気のお芝居でした
お話のテイストは『噂の男』とは全く違いましたけど、この日も役者さんたちの素晴らしさに
感動。克実さんはテレビで見るのとほとんど変わらず自然体。段田さんのちょっと
頼りなく悲哀の感じられる中年男にはかなり感情移入出来ました。マギーさんはきっちり
笑いの部分を押さえて舞台に安定感がありました
そんな中、我らの国王の登場な訳ですが、すごいインパクトでしたよ~(笑)
全体的に穏やかな雰囲気の中に、ピリッとなんかこう、スパイス的な役割と言うか。
国王の登場でかなりお芝居に幅が出てたような気がするんですよね
今までに見たことのない国王を拝見できて、国民は幸せでございました
ラスト、副園長とも元夫とも結婚せず一人で生きていくことを決意した飼育員の杉田さんが、
凛として力強く立っているシーンがとても素敵でした
あと半月ほど公演は続きますが、国王にとって実りの多い時間になるように、陰ながら
応援してます
それにしても、今回初の紀伊国屋ホールだったんですが、土曜日に一人で行くところじゃ
ないですね、新宿って
ものすごい人で、迷わず紀伊国屋まで行けたのはほとんど奇跡でした(笑)
ちなみにいつも拝見している“しのぶの演劇レビュー”でも、国王のことを褒めてくださってるので、
そちらもぜひのぞいてみてください!
<作・演出>青木豪
<出演>杉田かおる 高橋克実 マギー 段田安則 小松和重
池谷のぶえ 明星真由美 安田顕
※ネタバレあります
『噂の男』&『獏のゆりかご』東京観劇ツアー2日目は、新宿・紀伊国屋ホールへ

もちろん初めての紀伊国屋ホール

本当に本屋さんの1フロアにあってビックリしました(笑)
今回は演劇ぶっく社のモバイルサイトでチケットを取ったので、開演前にチケットを引き換えて、
ついでに国王への差し入れを受付で預かってもらい、ホールの中へ。
幕が開いて2日目だったので、ロビーにはたくさんのお花が飾られていて、
あんまりじっくり見れなかったんですが、国王にはHTBさんやカリー軒さんから
お花が贈られておりました

一方、杉田かおるさんには『不信のとき』チームからのお花が一杯でした!
お話の方は、前日の『噂の男』とは打って変わって、穏やかで優しく、そして切ない物語。
小高い丘の上にある動物園。バツイチ子持ちの飼育員(杉田かおる)と彼女に想いを
寄せる副園長(高橋克実)と元夫(段田安則)。
アルバイト(明星真由美)との関係に今一歩踏み込めない飼育員(マギー)。
動物のことについて何かとクレームをつける常連の主婦(池谷のぶえ)や、鳥の羽ばかり
集めるこれまた常連の近所のビデオ屋の店員(安田顕)。そして彼にテナント物件の
世話を頼もうとする飼育員(小松和重)…
そんな彼らの日常に巻き起こる小さな波紋の数々を、細やかな会話と自然な演技で
見せてくれた、優しい雰囲気のお芝居でした

お話のテイストは『噂の男』とは全く違いましたけど、この日も役者さんたちの素晴らしさに
感動。克実さんはテレビで見るのとほとんど変わらず自然体。段田さんのちょっと
頼りなく悲哀の感じられる中年男にはかなり感情移入出来ました。マギーさんはきっちり
笑いの部分を押さえて舞台に安定感がありました

そんな中、我らの国王の登場な訳ですが、すごいインパクトでしたよ~(笑)
全体的に穏やかな雰囲気の中に、ピリッとなんかこう、スパイス的な役割と言うか。
国王の登場でかなりお芝居に幅が出てたような気がするんですよね

今までに見たことのない国王を拝見できて、国民は幸せでございました

ラスト、副園長とも元夫とも結婚せず一人で生きていくことを決意した飼育員の杉田さんが、
凛として力強く立っているシーンがとても素敵でした

あと半月ほど公演は続きますが、国王にとって実りの多い時間になるように、陰ながら
応援してます

それにしても、今回初の紀伊国屋ホールだったんですが、土曜日に一人で行くところじゃ
ないですね、新宿って

ものすごい人で、迷わず紀伊国屋まで行けたのはほとんど奇跡でした(笑)
ちなみにいつも拝見している“しのぶの演劇レビュー”でも、国王のことを褒めてくださってるので、
そちらもぜひのぞいてみてください!