TERRY FOX RUN

年に一度のTERRY FOX FOUNDATION 10キロマラソンの日でした。今日は久しぶりに快晴で暖かい日曜日。マラソン日和でした。
テリー・フォックスは癌で片足を失ってから、義足をつけて癌の治療方法が開発されるように募金を募って、カナダ横断を目指して走り続け、東の果てニューフォンドランドから私の住む町、オンタリオ州まで来た所で病状が悪化して亡くなったカナダ人なら誰でも知っている英雄です。

子供たちをジョギングストローラーに乗せて、ジェラオと一緒に10キロゆっくり走りました。
運河沿いのコースは色が変わりかけた木々がとてもきれいでとてもすがすがしい気持ち。
犬と一緒に歩いたり、自転車、ローラーブレードと人々は思い思いにこのコースを楽しんでいました。

そして最後にもらった修了書に書いてある亡くなる前の彼の言葉が心にしみました。

私は名声や富のために走っているわけではない。
私の唯一の望みは癌の治療方法を見つけること。
私はあなた達誰とも変わりはない。誰かより優れているわけでも、劣っているわけでもない。
あなた達は私に声援や拍手を送ってくれるが、1ドルでもこの基金に寄付してくれるなら、君もこの「希望のマラソン」に参加していることになる。
もし私が力尽きても、私が居なくても、君たちには私の意思を継いでいって欲しい。

23才の誕生日を10日後に控えて、彼の短い人生は幕を閉じたそうです。