ロイヤルハワイアンショッピングセンターで、毎週火曜日キルトレッスンがあるらしい。私のキルトは、YouTube先生だけなので、どうしても人間がチクチクしている場面が見たいと常々思っていた。
丁度良い機会なので、とことこ出かけた。レッスンは、二階のフードコートであるらしい。
9時半始まりなので、30分早く、9時到着。それらしき、白髪を綺麗にカールさせて、ムームーを着た日系のおばあちゃまが三人座ってらした。
「おはようございます。キルトレッスンは、こちらですか?」
「そうだけど、まだ早いわよ。9時半からしかやらないわよ」
昨日のレイメイキングは、2分位前に行ったら満席で、
「あなた、レッスン受けるなら、もっと早く来なくちゃ。席無いわよ」と言われたのになあ。。。
ジリジリしながら、隣の椅子に座って、時間が経つのを待つ。次第にレッスン生が増えて来る。殆どが日本人だ。
おばあちゃまが「おうけい、じゃ、始めましょう。好きなキットを取ってね。30ドルだからね。分からない所は、タダだから、遠慮なく聞いてね。私日本語ちょっと分かるネ」とにっこり笑っておっしゃる、笑顔がチャーミングなおばあちゃま。
はい!はい!と挙手をして、
「すみません、私初めてなんですが、初めてでも出来るキットはありますか?」
「ん?キット?キットはね、30ドルなの。でもたーだで教えてあげるから、どんとわりー」
「じゃなくて、初心者にも出来そうな図案がいいんですが」
「え?色なら、好きな色でいいわよ〜」と、話が全く噛み合わない(゚ω゚)
「うえーる。。。あいむびぎなー、ぷりーず ちゅーず ゆあ オススメ ふぉー びぎなー」
をを!そうなのかと、ようやく我に返ったおばあちゃまが選んでくれたのが、丸いお花と葉っぱのキルトだった。
「をを、あい はぶ のーあいであ。あいどんと らいく らうんど」
「のうのう!ゆー きゃん、れっつ とらい。あい てぃーち ゆー 」
チョービギナーの私が尻込みするのを、けらけらと笑いながら、出来る出来ると鼓舞させてくれる。
渋々チョイスしたけど、始めてすぐに、案の定難関に差し掛かる。
「えくすきゅーずみー、あい きゃんと あんだーすたんど」と先生の所へ持って行き、
「ぷりーず てぃーちみー まうんてん とっぷ」と山折りの所を、教えて貰う。
分厚い老眼鏡をかけて、どれどれと見てくれて、
「おー、ぐーぐー」とお世辞を言ってくれるが、一針だけ、ちょこっと「ふくら雀」になっている所を見逃さないベテラン先生。
手は、皺くちゃでシミだらけ、どんな波乱万丈があったのかな。何故ハワイでキルトレッスンしていらっしゃるのかな、とキルトは置いといて、おばあちゃまの人生史を聞いてみたくてたまらない私。
若い時、キルトを習って、アカンボの肌掛けとか縫ったんだろうな。推定80歳前後の方ばかりだけれど、この歳で、人に何かを教えられるって、凄いことだ。
見習いたいです、パイセン!
パイセンは、ふくら雀迄数針ほどいて「こうなったら、すぐに直しておかないと、洗濯したら、ここから解けてしまうのよ」だそうだ。
温情で、そこを治して下さり、いざお山の天辺へ到着!
どうしても天辺の角が上手く入り込まないのが悩みだったんだけど、流石パイセン(╹◡╹)♡
4ミリ手前で天辺を、思いっきり折って、同じ場所をもう一針。
そして、まだはみ出ている所を針で丁寧に折り込むと、マジックのように、綺麗な山が出来た。
「おーさむぅ〜」と感心していると、ちょっとはにかんで、
「分かった?分からなくなったら、いつでも聞いてくれていいのよ」と優しいお言葉。
他の生徒さんは、全員ベテランなのか、先生に聞くこともなく、俯いて黙々とチクチクしておられる。
先生を独り占め(๑・̑◡・̑๑) こんな機会もう無いかもしれないじゃん。
キクはー、いちじのハジ、きかないのはー一生のハジと言うではないか。
先生が嫌な顔する迄聞いてやろうと、次々と質問したけど、毎回丁寧に、親切に、ジェスチャーと実践を交えて教えて下さった。
トドメに、「ぐーど ぐーど」の褒め言葉アメアラレ。
もう、キルトの初心者じゃないような浮かれ気分で帰ったのさΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
丁度良い機会なので、とことこ出かけた。レッスンは、二階のフードコートであるらしい。
9時半始まりなので、30分早く、9時到着。それらしき、白髪を綺麗にカールさせて、ムームーを着た日系のおばあちゃまが三人座ってらした。
「おはようございます。キルトレッスンは、こちらですか?」
「そうだけど、まだ早いわよ。9時半からしかやらないわよ」
昨日のレイメイキングは、2分位前に行ったら満席で、
「あなた、レッスン受けるなら、もっと早く来なくちゃ。席無いわよ」と言われたのになあ。。。
ジリジリしながら、隣の椅子に座って、時間が経つのを待つ。次第にレッスン生が増えて来る。殆どが日本人だ。
おばあちゃまが「おうけい、じゃ、始めましょう。好きなキットを取ってね。30ドルだからね。分からない所は、タダだから、遠慮なく聞いてね。私日本語ちょっと分かるネ」とにっこり笑っておっしゃる、笑顔がチャーミングなおばあちゃま。
はい!はい!と挙手をして、
「すみません、私初めてなんですが、初めてでも出来るキットはありますか?」
「ん?キット?キットはね、30ドルなの。でもたーだで教えてあげるから、どんとわりー」
「じゃなくて、初心者にも出来そうな図案がいいんですが」
「え?色なら、好きな色でいいわよ〜」と、話が全く噛み合わない(゚ω゚)
「うえーる。。。あいむびぎなー、ぷりーず ちゅーず ゆあ オススメ ふぉー びぎなー」
をを!そうなのかと、ようやく我に返ったおばあちゃまが選んでくれたのが、丸いお花と葉っぱのキルトだった。
「をを、あい はぶ のーあいであ。あいどんと らいく らうんど」
「のうのう!ゆー きゃん、れっつ とらい。あい てぃーち ゆー 」
チョービギナーの私が尻込みするのを、けらけらと笑いながら、出来る出来ると鼓舞させてくれる。
渋々チョイスしたけど、始めてすぐに、案の定難関に差し掛かる。
「えくすきゅーずみー、あい きゃんと あんだーすたんど」と先生の所へ持って行き、
「ぷりーず てぃーちみー まうんてん とっぷ」と山折りの所を、教えて貰う。
分厚い老眼鏡をかけて、どれどれと見てくれて、
「おー、ぐーぐー」とお世辞を言ってくれるが、一針だけ、ちょこっと「ふくら雀」になっている所を見逃さないベテラン先生。
手は、皺くちゃでシミだらけ、どんな波乱万丈があったのかな。何故ハワイでキルトレッスンしていらっしゃるのかな、とキルトは置いといて、おばあちゃまの人生史を聞いてみたくてたまらない私。
若い時、キルトを習って、アカンボの肌掛けとか縫ったんだろうな。推定80歳前後の方ばかりだけれど、この歳で、人に何かを教えられるって、凄いことだ。
見習いたいです、パイセン!
パイセンは、ふくら雀迄数針ほどいて「こうなったら、すぐに直しておかないと、洗濯したら、ここから解けてしまうのよ」だそうだ。
温情で、そこを治して下さり、いざお山の天辺へ到着!
どうしても天辺の角が上手く入り込まないのが悩みだったんだけど、流石パイセン(╹◡╹)♡
4ミリ手前で天辺を、思いっきり折って、同じ場所をもう一針。
そして、まだはみ出ている所を針で丁寧に折り込むと、マジックのように、綺麗な山が出来た。
「おーさむぅ〜」と感心していると、ちょっとはにかんで、
「分かった?分からなくなったら、いつでも聞いてくれていいのよ」と優しいお言葉。
他の生徒さんは、全員ベテランなのか、先生に聞くこともなく、俯いて黙々とチクチクしておられる。
先生を独り占め(๑・̑◡・̑๑) こんな機会もう無いかもしれないじゃん。
キクはー、いちじのハジ、きかないのはー一生のハジと言うではないか。
先生が嫌な顔する迄聞いてやろうと、次々と質問したけど、毎回丁寧に、親切に、ジェスチャーと実践を交えて教えて下さった。
トドメに、「ぐーど ぐーど」の褒め言葉アメアラレ。
もう、キルトの初心者じゃないような浮かれ気分で帰ったのさΣ( ̄。 ̄ノ)ノ