だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

おしゃべり8時間

2019年09月03日 | 旅行
友人宅へ、チワワが居るとかで、折角山口に来たのにで、あちこち案内しちゃげるという申し出を断ってまで友人宅へ。







ニャーコちゃんも居る。この子は、とても人懐こい、穏やかな性格かして「にゃ~ん」とすりすりしてきただけ(^^ゞ 「どこそこの喫茶店(若い頃良く行ってた)は、閉店した」 「駅の回りがビジネスホテルだらけになった」 本当は、私が住んでいた市へ行ってみたかったのだけれど、あまりの変貌ぶりに「見たくない」が勝って、お家で座り込んで近況を聞くだけの、お喋り大会になった。 昔からイジメがあった。クラスのボスは、教師の娘で、毎日洋服をとっかえひっかえして来る頭の悪い子だった。 でも、集客力?があるのか、その子がボスで、テストは殆どカンニング。でも誰も言えなかった。 その空気を知らない転校生の私が先生にいいつけた。これは「無駄な正義感」だったと今は思う。 それで、イジメが始まり、私はクラスで孤立した(小学生の頃である)。今も昔もイジメはあります。同じ思いをしているキミ、学校なんてたった3年~6年。イジメるヤツラなぞ、無視して我が道を行く事です。 で、いつか見返してやれば宜しい。卒業したら、一切関係もたない事。 学校に行っても、誰も声をかけるでなし、特にクラスのボス猿は、取り巻き連中と、わざと嬌声をあげてはしゃいでいた。 そんな時、「学校じゃあSさん(ボス)の目があるけえ、放課後うちで遊ぼうや」と言ってくれたのが彼女なのである。 毎日毎日彼女の家に行って、宿題をしたり、お母様のオヤツを頂いたり、一泊で試験勉強をしたりと、私の学生生活は、彼女の「思いやり」によって、どうにか不登校にならなかったのである。 あれから・・・・もう半世紀が過ぎた。 お互い結婚して、子供が出来、彼女は看護婦さんとなり、「日勤、昼勤、夜勤」と粛々とこなして、定年迄勤め上げ、二人の子供を育て、舅姑を見送り、今は、認知症の方のお世話をしている(勿論ボランティアだ) 姉は、才色兼備、今は横浜でマンションを借り、悠々自適。 妹はニューヨークで共働き孫二人は、8歳と7歳で、毎年帰国するが、日本滞在中は「英語禁止」なんだって。 凄いねえ・・・・ だが、3歳の時彼女の家で遊んだうちの末っ子も今は横浜暮し。 彼女の長女と一緒だ。横浜って、良いところなんだろうな。 「わたしゃね、清塚さんて、顔と名前が一致せんかったけど、ようやく分かったっちゃ。普通コンサートっちゃあ花が飾ってあったり、色々装飾があるけど、清塚さんは無いんじゃね。それもええなあと思ったっちゃ。ピアノはあんまり分からんけど、何だか夢みたいな時間じゃった。ファンになったよ」 「ほんと?思い切って誘って良かったわ。でもさ、いくら見た目が「秘境」で「過疎地」だからって、あんなに連呼しちゃいけんよね。まあ、東京人やからね、しゃーないかな。 私は光市好きやよ。でもやはり帰巣本能なのか、できれば老後は秋穂辺りの老人ホームに住みたいなあ」 「秋穂?あそこはダメよ。すぐ浸かるから」 アジャパーという、何の建設的意見もなく、只のダベリングをして8時間、ダンナ様がキッチンから電話をしてきて「うどんでも作ろうか?」と言われた時、もう午後6時!! 「いやいや、帰ります。長々とお邪魔しました!!」と平身低頭して駅迄送ってもらった。 「次回は、また30年後かねえ」 「うーん・・・そりゃあ、無理じゃろうね。3年後位にしようや」 そうよ、もうこの先いつどうなるか分からないし、会いたい時会わなくっちゃ、私達にはもう時間が無いのだから。 「まあ、死に時は選べんしね、案外100歳でも、このままかもしれんしねえ」と笑いあい、 「なんぼなんでも、そらないでぇ~」なんて言って、お別れした。 一気に寂しくなった。でも私は彼女の優しさに本当に感謝している。 笑うと口の端に小さなえくぼができる友人、相変わらずえくぼができる。二人とも、学生に戻って、喋り尽くした山口の夜・・・・ (おまけ)「徳山市」は「周南市」に地名変えたのに、未だ駅名は「徳山」なんだよなあ。 だったら、「小郡」も「新山口」なんてどこにでもあるような名前にしなくても良かったのに。 ******お詫び スマホから投稿したら、行変がおかしくて、読み辛いです。でも読んでネ❤ ❤清塚さんに(どーせ見てないから)あんなピアノの弾き方、ピアノが可哀そうだわ。ピアノが「あたしゃ、もうトシですさかいに、あなたみたいな力強いお人にゃ、無理ですにゃ」と言っている所を、 「ええい、四の五の言うな。俺だって、本当は都会のおしゃれなピアノで弾きたいわ。武士の情けで弾きに来てやったんやで、少々のダメージはこらえよ!」と言ってるみたいな、清様憧れの「S度満点」の無茶弾きでございましたよ。 まだ数回しか行っていないけど、コンサートの内容がビミョーに違うし、もっともっとと思わせるナニカがある清様、あ!「ピアニスト界のさだまさし?」だ!!