十年以上末っ子として、溺愛されていたぺこちゃん。
こりゃいい気持ちやろうな。私もやって欲しいぞ~。
「あたしは、このままずーっとお姫様として暮らすのだわ」と思っていた矢先に現れたフクの助。
みんなの注目が一気にフクに移り、やや鬱気味になりかけたので、なるべく平等に撫でてやるようにしている。
ぺこちゃん、いくら童顔とは言え、もう13歳。歯は、殆ど無くて、フクに噛みついても、歯無しなので、痛くないらしく、フクはされるがままで、歯磨きボーンを、くっちゃらくっちゃらやっている。
散歩も、フクと行きたがって
いたけど、もう、今は、上目遣いに「あたしは、行きませーん」と訴えるようになった。
そらそうやね、年とったら、動きたくないものね、分かるわ~。
ついでに腰痛いよね、分かるぅ~と、フクが思ったかどうか。
こりゃいい気持ちやろうな。私もやって欲しいぞ~。