午後から、出かける用意をして、裏口に回った。
それが、今日は、私が近寄っても知らん顔。
留守番が私だけなものだから、寂しくて、テーブルの足元から離れないフク。
う、、、ケンカして、負けたのとでも言いたそうな傷だらけの顔と、あばら骨が浮き出た体、これでケンカしたら、負けるわなあ。
痛いでちゅか?
そこには、いつも、「野良猫(にゃーこちゃんと、命名している)」
いつもは、私の気配に気づくと、さっと逃げて行く。
それは素早いったら、足音も立てず、忍者みたいに、姿を消す。
それが、今日は、私が近寄っても知らん顔。
私がスマホを出して、写真を撮ろうとしても、だらんとしている。
日頃の俊敏性は、どうした!
犬のフクと一緒じゃないか!
留守番が私だけなものだから、寂しくて、テーブルの足元から離れないフク。
にゃーこちゃん、いつもの元気は何処に行ったの?
う、、、ケンカして、負けたのとでも言いたそうな傷だらけの顔と、あばら骨が浮き出た体、これでケンカしたら、負けるわなあ。
にゃーい。。。
痛いでちゅか?
にゃーい、お腹もすきました。
日頃の「悪ネコちゃん」のご面相は、何処へやら。
私が問う度に、弱々しく泣く。
こうなると、ネコ嫌いの私でも、ついつい仏心が起きて、ネコ缶でも買ってやろうかと思ってしまう。
しかし、一旦餌を与えだしたら、此処に居着く。
それは嫌だ。
外ネコは、よそで悪さをしても分からない。
ワンコズが、ちょっとでも、吠えるのにも、ご近所に聞こえるじないかと怒鳴るのに。
外を歩き回って、何処かで悪さされるなんて、考えただけでも、おぞましい。
何もしてやれないけど、室外機の上で寝るのは、許可してやるからな、野良猫として、強く生きるのだぞ。
「あい~、にゃーん」