横浜地裁の玄関前に、1月31日から、銀色の小型車が停車したままらしい。
裁判所の判断で、「車の所持者でないと移動できない」の判定がおり、地裁が「動かす事も触る事もできなくて難儀をしている」とヤフーニュースで取り上げていた。
同じような事を経験した私としては、お役人って、ほんっとうに「融通がきかない」のだなと怒りが増すばかり。
前の我が家は、家の前に「トラック等停められるように、7mセットバックして建築した」
駐車禁止だと、即切符を切られるので、思い切って、敷地内に車を数台停められるように設計したのは正解だったのだ。
しかし、皆仕事に出かけてしまえば、車が無くなり、がら~んとしている。そして、泊まりの時は、そこは、ただの空き地で、私の寝室は、家の一番奥だし、駐車場がどうなっているのか、さぱーり分からない。
ある早朝インターフォンが鳴った。画面を見ると、数名のおまわりサン。
慌てて、上着を羽織って出て行った。
「早朝に申し訳ありません。実はお宅の敷地に盗難届が出ているバイクが放置されております」
「はぁ、、そうですか、それはそれは」
「従いまして、我々は、それを引き上げたいのです」
「はあ、どうぞどうぞ」
「いや、しかしですね、ここはお宅の敷地ですから、我々は、手出しはできないのであります。奥さん、すみませんが、バイクを道路迄出していただけませんか」とな。
見れば、工場のシャッター前に400ccのバイクが、横倒しになっている。多分200キロはある??
私のようなひ弱なオチビに動かせる筈が無い。どんだけ踏ん張っても、びくともしない。
「あの、私が許可しますので、おたく様の方で、敷地内に入って頂いて、撤去していただけないですか?」
とお願いすると、
「それは、できません。あくまでもお宅の敷地ですから」と押し問答する事数分。
「私は動かす事はできません。そっちが動かさないのなら、私も知りません!」と言って、家に入ろうとすると、みなでヒソヒソ話しをして、
「それでは、失礼して、敷地に入らさせて頂きます」やて。アホか。
又、ある日は、駐車場を掃除していたら、何やら「ふわふわした羽毛」みたいな物があった。
よくよく見てみると、それは「死んだ子猫が毛と骨になっている死骸」だった。
悲鳴を上げて、すぐ市役所に電話。「猫がっ、猫がっ、今すぐ着て駆除して下さいっ」
市役所の返答は「生きてますか?死んでますか?うちは生きてたら、受付しないんですよ」
「死、死んでます。骨と毛だけですっ」ああ、今でもあの鋭い牙が思い出される(ぞわわ~~
おっちゃん数人が来て「ああ、こら、死んどるわ。でもな、奥さん、ここお宅の敷地でっしゃろ。わし等は他人の敷地には入られへんようになってまんのやわ。奥さん、ちょっと道路迄出してくれへんかな。ほたら、持って帰りますよってに」といいやがる。
いやです!気持ち悪いし、触りたくないし、私が許可しますから、駆除して下さい」
「そない言われてもなあ、お宅の敷地やしなあ」と煮え切らない態度に、あったまに来て
「もし、これが殺人だったとしても、あなた方はそんな対応されるのですかっ?私に移動させるのですか?」と喰ってかかったら、
「まあまあ、そないに興奮せんと、落ち着いて落ち着いて」だって。。。。
その後多分私の権幕に驚いて、駆除して行ったと思うけど。
もっと臨機応変にできないのかね。