編み始めてから70日、漸く完成。
真夏から始めて、季節はもう秋。
糸は、コットン、ちーとも暖かくない。肌触りはいいけどね。
編み地は、ガーター編みだし、あとはその繰り返しだから、簡単に編めますよとの説明に乗って、編み始めたが、私は悟りましたの。
簡単な事ほど、難しいと。
まずガーターだと、裏も表も、模様の表情が同じだ。
それは、ようわかっちょる。
だが、編み進むにつれて、「あれ?今表編んでるの?それとも裏?」とこんがらがってくる。
表はメリヤス編み、裏は裏編みの時は、一目でわかるのに、両サイド同じ目だと、迷い子になっちゃうのだ。
それに、初めて編んだ「4本引きそろえの糸」
一本の太さは、ミシン糸くらい。
たまに、全部編み針が捕まえず、一本外れていること多々あり。
それは、終点迄行って「デン」して帰って来た時しか分からない。
ええい、ここは、見なかった事にして、落ちたままにしようと思いつつ進むんだけど、気になって気になって。
えいやっと、ほどくのである。
ようよう完成したのに、出番は、来年だわ(とほほ)