大都会での一戸建てと言うのは、狭い土地に、ぎゅうぎゅう詰めで、壁も窓も薄いものばかりである。
我が家がそうだもの。住んだ当時は、分からなかった。
ある日、散歩をしていると、聞きなれた声が、その方の家の中から聞こえる。
聞くともなく聞いていると、まあ、窓もきっちり閉まっているのに、話の内容が筒抜けなのである。
そこのお宅は、うちとは違って大手の誰もが知っているハウスメーカーの立派なお宅なのに、それで、あんなに家の中の声が外へ筒抜けなんて、うちなんて、どんだけ聞こえてるやらと思うと、胸がどきどきしてきて、何とかしなくちゃ、何とか・・・といや~な汗が出て来るのである。
そこで、帰宅して夕飯時に、事情を話して、何とかしようじゃないかと会議をして、結果「家ではラインを使おう」という結果になったのだ。
今迄は、「おねーちゃあ~ん、お風呂上がったぁ?」
「うん、上がったよ~入る?」「うん後五分で入る~」とお互い2階と3階でがなりあっていたのだけど、これ、全部筒抜けだったんだろうなあ~。
あ~はじゅかちぃ。で、今はラインでやりとりしている。
ちょとお下品?でも、家の中だけ、それも娘とのやりとりだけだもんね。
いいっしょ(;^_^A