だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

イタリア料理

2024年08月18日 | 旅行
ベッドを入れ替える為に、お部屋の片づけをしていたら、色々と懐かしい物が出てくる出てくる。その度に眺めてしまって、片付けがはかどらないことったら。

1冊のノートがあった。



思い出した。これは、イタリアに家庭料理のノウハウを習う為、ピサの斜塔で有名なピサのすぐ近く村に行った時の事だ。

それは「3食付き部屋は二人部屋料理のレッスン毎日自らが作り試食する」というまことに「オイシそうな1か月」であった。

確かにイタリア料理は美味しい。でも、作るのは、「チョーめんどくさい」それが美味しい秘密なのだろうけど。

合間に、友達と列車に乗って「ミラノ博」へ行ったのだった。2015年と記してあるので、もう10年経ったのだわ。

そして、記念にとこのノートと鉛筆とマトリョーシカを買って宿舎にトンボ帰りをしたのだった。

料理を作ると言っても、そこは「買い出し」とか「準備」が必要で、当時あちこちの国から10人位が来ていて、夫々お国も違うし、共通語はやはり英語だった。

でも、そこの先生は、料理の準備やお皿を並べるだけの為に、ちょっとチョビットイタリア語しかできないノッポの青年を雇っていた。

のろのろと動く彼は、黙って立っていたら、「ダビデ像」みたいだったんだけど、なにせイタリア語しか話さない。

仕事ものろい。料理は出来ているのに、セッティングがまだだとか、コップを並べるのもトロカッタ(いや、だからと言って彼を全否定してないわ。いい青年だと思うけど)

で、ついつい手伝おうとする私。となると相手は英語はダメで、私はイタリア語はさっぱり・・・

それでも、時間通りにスタンバイするには手伝わなアカン。

イタリア語で、水は「アクア」と言う。発泡水?は「ぷりざんて」と言う。この「り」は巻き舌なので、これに結構苦労したな。

それで、にわかではあるけれど、イタリア語を勉強しょうとしたのかもしれない。



しかし、私が希望するのは「文法」ではなくて「会話」だったので、結局続かなかった。

あれから10年かぁ・・・彼はどうしているかなあ・・・相変わらず飄々として、お手伝いしているかしら?

もう一度行きたいか?って、もうヨーロッパは無理な気がする。

若い頃の10年と年を取ってからの10年は、衰え方のスピードはチョー速い気がする。

あの時、思い切ってあちこち行っててヨカッタわ。出来れば南米もスペインもポルトガルも行きたかったな。。。心残りはあるけれど、でも、もう、動かない~このワタクシ(-"-)