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今日の誕生花は『ゲッケイジュ』です。
参照:花言葉-由来
分類:クスノキ科ゲッケイジュ属
学名:Laurus nobilis
和名:月桂樹(ゲッケイジュ)
別名:ローリエ、ローレル
英名:Laurel, Bay laurel
原産地:地中海沿岸
色:黄など
開花時期:4〜5月
花言葉:栄光、勝利、栄誉、名誉、裏切り、不信、「私は死ぬまで変わりません」
名前の由来:
学名のLaurus(ローラス)は、ゲッケイジュが常緑であることから、ケルト語の「laur(緑)」を語源とする。
和名の月桂樹(ゲッケイジュ)は、葉が桂(カツラ)という木に似ていて香りが強いことから、中国の言い伝えに登場する「月の桂(けい)の木」の名が付けられたとされる。
伝承(中国):
昔、中国に「月に生えている桂の木を刈る」という罰を与えられた呉剛(ごごう)という男がいた。
この木はいくら刈っても元に戻ってしまう木だったため、今でも桂の木を刈ろうとしている呉剛の姿が影となって地上から見えているのだという。
伝承(ギリシア神話):
ある日、太陽神アポロンに小さな弓をからかわれた愛の神エロースは怒って、相手に恋をする黄金の矢をアポロンに撃ち、逆に相手の愛情を拒絶する鉛の矢を河の神の娘ダフネに放った。
このためアポロンはダフネに求愛を続けるが、ダフネは頑なに拒絶し、ついに彼女は自分の姿を変えるよう父に願った。
娘の望みを聞き入れた河の神はダフネを月桂樹に変えた。
アポロンは嘆き悲しみ、「せめて私の聖樹となって欲しい」と頼むとダフネは枝を揺らして頷き、葉をアポロンの頭に落としてくれた。
アポロンは愛の証として月桂冠をつくり、永遠に身に着けたという。
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