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今日の誕生星は『アカマル』です。
参照:Yahoo!きっず図鑑
所属:エリダヌス座θ1星
学名:θ1 Eridani
等級:3等星(二重星)
固有名:アカマル(Acamar)
意味:河の果て
語源:アラビア語の Al Ahir al Nahr(河の果て)
季節:冬
星言葉:あふれる向上心と闘争心
【星座絵】
エリダヌス川の星座
【星座の歴史】
紀元前300年頃にはすでに誕生していた古い星座で、プトレマイオスの48星座のひとつにも数えられている。
全天88ある星座のなかでは6番目に大きい星座である。
エジプトではナイル川に、バビロニアではユーフラテス川に、ローマではパドゥス川(現在のポー川)にと、各地で身近な川にたとえられてきた。
南天にかかる星座であり、全体像を日本から見るのは難しい。
この星は当初、エリダヌス座の終点と思われていたため、現在はα星の固有名となっている「アケルナル」の名で呼ばれていたとされる。
星座が南天に拡大されたため、河の最果てを示す固有名もα星へ移り、13世紀の『アルフォンゾ星表』以降、語源を同じくする新しい名前で呼ばれるようになった。
美しい2重星で、明るい白色ペア、南天の宝石との別名もある。
【星座の神話】
人間の母に育てられた少年フェアトンは、ある日父親である太陽神アポロンのもとを訪ねた。
息子の来訪を喜んだアポロンが何でも望みを叶えてやると言うと、フェアトンは毎日アポロンが乗っている4頭立ての太陽の馬車を1日だけ駆らせてほしいと頼んだ。
危険で重要な仕事であるためアポロンは思いとどまらせようとしたがフェアトンは聞き入れず、渋々承諾した。
ところがいざ走り出してみると馬は暴走してしまい、地上を燃やし川を干上がらせたので、ゼウスは馬車へ向かって雷を落とした。
そのままフェアトンはエリダヌス河へ落ちて亡くなった。
彼の姉妹であるヘリアデスはエリダヌス河のほとりで泣き続け、やがてポプラの木になってしまった。
彼女たちが河に落とした涙は琥珀になったと伝えられ,琥珀を産出するポー川の河口がフェアトンの落ちた場所であろうと言われている。
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