ちょっと待ってくださいなんですか今日は! 紹介したい記念日が多すぎるんですけど!! えぇ〜ネタにしづらい日もあんのに何で今日はこんなにあんのさ〜???
というわけで、苦渋の決断ですが今日は『京都府開庁記念日』をご紹介します。
1868年6月19日、京都府が開設されました。京都府の開設は、王政復古の大号令からおよそ4ヶ月後のことで、これにより日本で初めての地方自治体が誕生しました。2018年には開庁150年を迎えました。そういえば「明治維新150年」とかいう吊り広告も見たなあ。
王政復古の大号令とは、江戸幕府ならびに朝廷の摂関制を廃止し、明治新政府の樹立を宣言するものです。このあたりから始まる日本の近代史が、日本史の中で一番嫌いでしたね。資料がよく残っているせいか、政治・思想・事件が詳しく説明されるじゃないですか。なんにも楽しくねえし覚えること多いわ。
この王政復古の大号令の後、明治政府は日本国の中央集権化を進めるため、「府藩県三治制度」を打ち立てました。これは明治初年の地方制度です。「府」は幕府の直轄地や大阪などの超重要地、「藩」は明治維新よりも前の時に藩としておかれていた土地、「県」はそれ以外の土地を指しています。当然京都は天皇がいらっしゃった超々重要地でしたので、このとき「府」に区分され、京都府が誕生しました。
ただし1871年には廃藩置県が実施されたので、この府藩県三治制度は三年ぐらいしか機能しておらず、歴史の授業では詳しくやりません。というか私自身、今日調べるまで聞いたことない制度でした。
まあなんにせよ、京都が日本で一番最初の地方自治体として制定されたのは、それだけ京都がすごかったんだっていうような気がして(`・ω・´)ドヤァってかんじですけど(笑)!
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