本日は、日本人なら誰もが知るチキンラーメンが誕生した日、もとい『即席ラーメン記念日』です。
1958(昭和33)年8月25日、日清食品株式会社が世界初の即席ラーメンとなるチキンラーメンを発売したことにちなんで制定されました。
2018年後期朝ドラ「まんぷく」も、この日清食品を創業した安藤百福氏とその奥さんがモデルでした。
安藤氏は「いつでも、どこでも、手軽に食べられて、家庭に常備できるラーメン」をスローガンに、開発に開発を重ね、麺を油で揚げる瞬間油熱乾燥法という方法を編み出しました。
うどん1玉6円だった当時、チキンラーメンは1袋85円で売っていたそうです。
かなり割高でしたが、お湯をかけて3分後にはおいしいラーメンが食べれるというのがウケて爆発的な大ヒット商品となりました。
そのため需要と供給のバランスが崩れ、多くのメーカーが市場に参入し、発売からわずか数年後の1961年には70社以上になっていました。
この時期を第一期黄金時代と称するそうです。
新規参入の中には粗悪な商品を作る業者もいて、また市民からも味や品質に対する要望も相次ぐ中、登場したのがスープ別添えタイプのインスタント麺でした。
味がもともとついているチキンラーメンに比べて手間はかかりますが、いろんな味を用意することができますし、具材を入れることもできるようになり、都市部の主婦層に大ウケして第二期黄金時代が始まりました。
「日清焼きそば」や「エースコックのワンタンメン」など今でも人気の商品が次々と登場し、ノンフライめんに代表される高品質化が進みました。
その後1970年前後には一時インスタントラーメンは売れなくなることがありましたが、日清食品の「カップヌードル」の登場により再び売れ行きは拡大。
「日清焼そばU.F.O.」や「日清のどん兵衛 きつね」など新商品も続々と発売され、インスタント麺はカップ麺と袋麺の二本の柱によって今では全世界で人気の商品となりました。
私は「まんぷく」を見てなかったので今回初めてインスタントラーメンの歴史を調べたんですけど、日清食品強えな。
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