今日は『日本酒の日』です。
「酒」という字は、流れる水を表す「氵」と酒壺を表す象形文字「酉」からできています。
「酉」という字は同時に、十二支の10番目「トリ」でもあります(2020年は子年(ねどし)ですね)。
また、10月は新米を収穫して酒を造り始める季節であり、昔は10月1日を酒造元旦、酒造年度の始まりとも言っていたそうです。
若者の日本酒離れを食い止め、後世に伝え残していきたいという思いから、日本酒造組合中央会が1978年に制定しました。
法律上、日本酒は「清酒」と呼ばれていて、焼酎や泡盛とはまた別だそうです。
その定義はわりと細かく、
○米、米麹および水あるいは清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたものであること
○アルコール度数22度未満であること
○日本国内で造られた清酒であること
へー。あれ、じゃあスパークリング清酒「澪」は???
あ、参照はこちらです。
日本酒の起源は、一説には日本に稲作が伝わった縄文後期から弥生時代にあるとされています。
大隅国(現在の鹿児島県あたり)風土記には、巫女が加熱した米を噛んで唾液の酵素で糖化し、野生酵母によって発酵をすすめた「口噛みノ酒」の記述があるそうです。
これが最古の米を原料とする酒の記述で、神に捧げるために造られ始めたと言われているようです。
その後稲作の伝播・発展とともに醸造技術も発達し、奈良時代には専門の造酒司(みきのつかさ)という部署もありました。
吐くほど飲むとか飲酒運転とかは言語道断、お酒はほどほどに楽しむのが一番です。
荷物あっちこっちに置き忘れるとか、赤信号に向かって突っ込んでいくとか、マジ酔っ払いって何やるかわかりませんからね!
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