今日は何の日か探していて見つけてしまった『ハイキュー!!の日』。マンガを全巻揃えている身としては、これは外せない!
ハ(8)イ(1)キュー(9)の語呂合わせにちなんで、週刊少年ジャンプ編集部によって2015年に制定されました。
『ハイキュー!!』は、つい先日完結したばかりの古舘春一氏によるバレーボール漫画です。
いつ、どうやって『ハイキュー!!』にたどり着いたかは覚えてないのですが(ジャンプはずっと読んでたので存在自体はずっと知ってたと思います)、『ハイキュー!!』で一番最初にグッサー! と心にきた場面は覚えています。
単行本5巻、IH予選二回戦vs伊達工の前のシーンです。
この次のページで主人公の日向たちも「かっけー!」って言ってるんですけど、マジでそれ。
「これは惚れる」って真顔で言うぐらい、不敵な感じが男前でかっこよくて心に突き刺さりました。
その後も音駒から白鳥沢から稲荷崎から、新キャラが出てくるたびにキャーキャーとミーハー上等で騒いでいたのですが、どうにも私は西の方言を使うキャラに弱いようです。
稲荷崎はもちろん、狢坂もわりと好きなんですよ〜💕
私のスポーツ漫画遍歴は、『黒子のバスケ』に始まり『テニスの王子様』へ続いていたので、ようは万国人間びっくりショーみたいな感じだったわけです。
そっちはそっちでキャラがイケメンなので大好きなんですが、『ハイキュー!!』の場合はストーリーがかっこいい。
『テニスの王子様』はなんかもう半分バトルギャグ漫画化してますし、『黒子のバスケ』はキセキの世代の因縁が真ん中にあるので話がそれ以上広がりようがないんですよね。
派手な演出の大味な展開と言いますか、それぞれのキャラにそれぞれの背景があるんですけど、1年間(あるいは半年)をわりと固定された視点から見ていた感じがあります。
限定的なところにしか視線が向かない、という言い方もできるかもしれません。
その点、『ハイキュー!!』はもっと広いというか自由というか、俯瞰的に時間が流れていたような気がします。
各キャラクターの卒業後の姿が描かれていたというのも大きいかもしれませんが。
話があっちへ飛びこっちへ飛びしているわけじゃないんですけど、たくさんの学校とたくさんの選手が出てきて、それぞれの過去や思考もちゃんと描写があって、高校生が青春をかけてる部活のイメージ感が強い作品だと思います。
『ハイキュー!!』で一番印象に残っているのは、同じくIH予選の1回戦が終わった時のシーンです。
「俺達もやったよ バレーボール やってたよ」
私はスポーツとはほぼ無縁の人間なので「負けて終わる」感覚はよく分かりませんが、それまで読んでいたテニプリにも黒バスにもない描写だったので、なんとなく心に残ったままです。
そのあとどれだけかっこいいシーンに悲鳴をあげても、このシーンを忘れることはなかったですし、多分これからもそうだろうなあと思っています。
とりあえず、最終巻早よ。
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