本日は『灯台記念日』というそうですよ。
1869(明治元)年11月1日、神奈川・横須賀市に日本初の洋式灯台「観音埼灯台」の建設が始まったことにちなんで制定されました。
ちなみに、初めて点灯したのは翌年の1月1日だったそうです。
西洋文化の先駆けとして建設された観音埼灯台は、災害で2度壊れていますがちゃんと再建され、コンクリート製の3代目が日本最古の洋式灯台として現在も稼働しています。
開国にあたり、慶応2(1866)年に江戸幕府とアメリカ・イギリス・フランス・オランダの4カ国の間で夜間航行の安全のために灯台を建てる約束が交わされました。
当時の日本にはそんな技術はなかったため、横須賀製鉄所を建設するため来日していた、フランス人技師フランソワ・レオンス・ヴェルニーに建設を依頼しました。
完成した灯台は、レンガ造りの四角い洋館建てで、 屋上にフランス風の灯塔が設けられていたそうです。
灯台は船舶の安全航行のための施設ですが、最近では観光資源としての価値を改めて見直し、観音埼灯台は全国でも16しかない登れる灯台の一つらしいです。
展望スペースもありますが、階段はない模様(こちらのHP参照)。
それより前はどうしていたのかというと、一番古い話でおよそ1200年前。
遣唐使の船が行方不明になったことをきっかけに、昼は狼煙をあげ、 夜は篝火を燃やしたというのが日本の灯台の始まりだと言われています。
江戸時代ぐらいになると、石積みの台の上に小屋を建ててその中で木を燃やす仕組みの日本式灯台が各地に建てられました。
当時は「かがり屋」「灯明台」などと呼ばれていたそうです。
...今回色々検索していた中で、こちらのHPから「燈の守り人プロジェクト」なるものを見つけてひっくり返るかと思いました。
「いや、上橋菜穂子さんの守り人シリーズを思い出させるけどええんかな」とか「声優さん豪華やな」とか・・・思うところありましてね。
ああでも、京都水族館もリアル恋愛シミュレーションゲームで小野賢章さんとか諏訪部順一さんとか出てたしそんなもんなんかな...。
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