中丸ダンクス活動日誌

世田谷区のミニバスチーム、中丸ダンクスのブログです。試合や様々なイベント、日々の出来事、体験会の情報など掲載中です!

1対1が上手になるには

2010-07-18 22:17:24 | 日記
漫画スラムダンクの主人公は「バスケットは好きですか?」と憧れの人から
聞かれて始めました。

バスケットボールを始めるきっかけは人それぞれです。でも、きっかけは
みんな違っても、バスケットボールを上手になりたいという気持ちは同じで
しょう。それにはまず1対1が上手にならなくてはいけません。
今回はコーチが考える1対1のポイントを書きます。
文章だけでは分からない場合は、練習の時に質問してください。

【オフェンス編】
1.1対1はドリブルするまでが大事

 ダンクスの選手は、ボールをもらって、ドリブルを始めてからディフェンス
 を抜こうとします。
 しかし、ドリブルを始めてからディフェンスを抜くのはかなり難しいです。
 (中学生、高校生、大人の場合でも同じ)
 なぜなら、ドリブル時にボールを動かすことができるのは、ボールと手が
 触れているときだけだからです。
 (それ以外の時はボールは床に落ちて、跳ね返るだけ)

 ディフェンスは、ボールと手が触れているときだけ注意していればよいの
 だから、かなり守りやすいですよね。

 なので、ドリブルをする前にディフェンスをほとんど抜いている状態にす
 ればいいのです。方法は2つあります。

 ・ボールをもらう前にディフェンスがついてこれないように動き、ボール
  をもらった時点でディフェンス抜いている状態にして、「そのままシュート」
  したり、「ドリブルしてシュート」する。
  例:ゴール下でノーマークの状態でパスをもらってシュートする。
    ボールをもらったときには、ディフェンスが自分の前にいないので、
    そのままドリブルしてシュートする。  

 ・ボールをもらってドリブルをする前に、ピボットしたり、左右にボールを
  動かし、ディフェンスの逆をついてからドリブルで抜く。
  例:ボールを左に動かして、左に行くフリをして、右へドリブルする。
    シュートを打つフリをして、ディフェンスがジャンプしたら、ドリブル
    で抜く。


2.ディフェンスを抜くときはディフェンスのすぐ横をドリブルする

 ダンクスの選手は、ドリブルするとき、ディフェンスに当たらないように
 わざわざ遠回りしてドリブルしてくれます。
 バスケットボールでは、オフェンスとディフェンスがぶつかったら、ディ
 フェンスのファールになることが多いです。
 「勇気を出して」ディフェンスのすぐ横をドリブルして抜きましょう。
 右にドリブルする場合は左肩を、左にドリブルする場合は右肩をディフェ
 ンスのすぐ横に入れていく感じです。


3.ドリブルを止められたときも、ピボット(ステップ)してシュートする

 ダンクスの選手は、ゴール下でドリブルを止められた時、ディフェンスが
 自分の目の前にいるのにそのままシュ-トを打とうとします。そんなシュ
 ートはほとんど入ることはありません。

 バスケットボールは軸足が動かなければ、軸足でない足は自由にうごかせ
 ます。そこで、ドリブルは止められても、ピボット(ステップ)でディフ
 ェンスをかわしてシュートをしましょう。(トラベリングに注意!)
 ピボット(ステップ)する時も、ディフェンスのすぐ横に自分の肩を入れ
 るようにします。

7月17日の練習

2010-07-17 20:11:54 | 日記
ヒャッホー!梅雨明け!

夏休みはもうすぐですね。
まあ、人生の夏休み(大学の4年間)が終わってしまったコーチには
全く関係ないですが。
なので、夏休みだからといって、はしゃがないように。


さて、7月17日の練習メニューは下記のとおりです。

1.5分走
2.フットワーク
3.ドリブル(ボール2個)
4.ゴール下のシュート練習
5.オールコートのドリブルシュート(フロントチェンジ・バックロール・バックチェンジ)
6.オールコートの1対1
7.オールコートの3対2から2対1
8.シュートチェック&ブロックアウト
9.ハーフコートでのオフェンスの動き

夏の大会まで時間はないですが、知っていることであっても練習方法を
説明していくことにします。説明を聞いて、しっかり実行してください。

また、最後の「オフェンスの動き」は、皆の足が止まらないようにする
ための方策です。動きそのものはそれほど難しくないですが、試合の
流れのなかで続けるのはかなり難しいと思います。
しかし、これができればいろんなこと(パス&ラン、スペースの使い方、
スクリーンなど)がわかると思いますので、根気よく続けていきましょう。


なお、練習のことばかり書いてもつまらないと思うので、バスケット
ボールに関する考え方の記事をのせていこうと思います。
参考にしてください。

7月4日の練習

2010-07-11 18:09:45 | 日記
暑い季節が来ると思い出す「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉
ですが、この発言をした快川紹喜というお坊さんはそのまま焼死しています。
つまり、「心頭滅却~」は、暑い寒いは関係なく、高尚な生き様のことを
表しており、「暑いのはたるんでる証拠」的な意味で使うとバチがあたり
そうですね。

どうでもいい話でしたが、暑い暑い7月4日の練習内容は以下のとおりです。

1.5分走
2.フットワーク
3.ドリブル(ボール2個)
4.オールコートのドリブルシュート(フロントチェンジ・バックロール・バックチェンジ)
5.オールコートの1対1
6.オールコートの3対2から2対1
7.シュートチェック&ブロックアウト
8.ハーフコートでの5対5


以前は、「そのうち自由にドリブルできて、レイアップシュートもほぼ全部
はいるようになる」と思ってましたが、そのうちとは一体いつになるやら・・・
教え方が悪い?それとも必要な練習が漏れている?何なのでしょう?
いろいろ試しながら、考えながら答えが見つかるようにします。

ところで、バスケットボールはとっても頭を使います。あまり知られてない
ような気がしますが、バスケが上手な選手は1秒間に何回も頭のなかで予測
したり、1秒間でたくさんの選択肢のなかで一番よい行動(パス・シュート・
ドリブルのうちどれか、パスなら誰にパスするかなど)を選んでたりします。

練習の時から頭を使っていると試合の時でも自然にいろいろ考えるようにな
るので、ダンクスの選手達もどうすればバスケが上手にできるか考えましょう。
今のダンクスに一番足りないものですよ。

最後になりますが、オフェンス時に何をすればよいのか、どう動けばよいのか
ほとんどの子がわかっていないようなので、動きのルールをつくります。
そのルールを守れる子を優先的に試合に出すようにしたいと考えています。
動きのルールは練習でも教えますが、このブロクにもアップしようかと思います。
(フレックスオフェンスをダンクス仕様にしたものを考えています)

それではバイバイキン。

夏は暑い!

2010-07-11 12:17:54 | 日記
梅雨の季節、じめじめして蒸し暑いですね。
この季節の練習は本当にきつい!
体育館に入っただけで汗が吹き出てきます。
そこで走ったり、跳んだりなんて、尋常の
人間のすることではありません。

でも、エアコンの効いた体育館はまだまだ
少ないのが実情です。
試合をする時も同じような体育館でやるの
だから、練習中から体に慣らしておくのも
必要ですよね。

暑い時こそ気合を入れて練習しないと
怪我などにつながることがあるのでしっかり
やりましょう。

夏を乗り切ると、体力もつき秋、冬での大会で
良い成績が残せるはずです。
水分補給をして練習すれば大丈夫。人間そう
簡単に倒れたりしませんから。
むしろ、暑いから、きついからといって練習を
サボると、これからの試合では活躍は出来ない
ということ
少し大変だからといって休むことの無いように
してください。
「継続は力なり」がんばって練習してください。

昨日(7/10)反省会でも言いましたが、Dunksは
コーチがやさしいから、試合のときには全員を
出場させてくれます。
しかし、本当に勝ちたいチームは、上手な選手
10人しか試合に出しません。
チームに20人いても、30人いても10人しか試合に
出られません。
中学以上になると、もっと厳しい。
最悪、5人で1試合が終わってしまう場合もあります。
だから、練習をサボったり、いいかげんにプレイしたり
していると、監督はそういう選手を試合で使い
ません。
選手たちもわかっていて、練習がどんなにきつくても、
少しぐらいどこかが痛くても、絶対に休みません。
なぜなら、チームの中で競争し、次の試合に出して
もらおうと必死だからです。
レギュラーメンバーも、自分は次の試合に出られると
安心していません。
だから、一生懸命に練習をするのです。
だからチームも強くなるのです。

Dunksの選手はまだまだ甘い。
練習中、いなくなってしまう人が結構います。
どこで何をしているのやら。
それではいつまでたってもうまくならないし、
チームも強くなれません。
悲しいことです。
選手同士で注意しあうぐらいでもいいのでは??
そんな日が来ることを期待しています。

選手のご両親も、ご協力ください。
スポーツは体力と共に精神も鍛える場所です。
これからのお子さんが社会を乗り越えることのできる
体力と精神力を鍛えるには非常に良い機会だと
思います。
バスケで飯は食えないかもしれない、でもバスケを
通して社会に対応できる人間が出来ると思います。
また、スポーツは人生をより充実したものにして
くれます。
親が中途半端であれば、その子供も同様な人間に
育ちます。
せっかくバスケをはじめたのだから、下手でもいい、
一生懸命にやらせて、ある試合で1本でもシュート
を決められたら、どれほどその子の自信につながる
でしょう。
やれば出来るということをバスケを通して教えて
あげましょう。
コーチ陣は、そのために最大限協力させてもらいます。
ご協力よろしくお願いします。

Tコーチ

試合を終えて

2010-07-04 20:47:59 | 日記
今回の日記はほとんど愚痴になります。
が、ここで全て発散して次回以降前向きになるためのものなので、
あしからず。


本日はトルコに帰国する子の「お別れ試合」でした。

・・・結果は完敗で、中丸の良かったところを見つけられませんでした。
今日のゲームで改めて浮きぼりになった課題は以下のとおり。

1.とにかく遅い!
  パスもドリブルもスローインも走るのも、何もかも遅い。
  バスケットボールはスピードを競うスポーツなのに・・・

2.ディフェンスはボロボロ
  何度言っても自分のマークマンをほったらかしにして、ボールば
  かり追いかける(見ている)。
  簡単にドリブルで抜かれて、追いかけようともしない。
  スミマセン。コーチには全然理解できません。

3.オフェンスは1人でするんだっけ?
  ボールを取っても、ゴールに向かって走る子は誰もいない。
  ディフェンスがいるのにパスしてカットされる。
  ボールをもらわなくてはいけないのに動かない(または、のろのろ動く)。
  スミマセン。試合する以前の問題です。

4.ボールは見てても取れません!
  リバウンドでもルーズボールでも足や手を動かさないとボールは取れない。
  (超能力者だったら別ですけど)
  バスケットボールは、見るスポーツではなく、体を動かすスポーツです。
  
5.同じ失敗はカッコ悪い
  一生懸命頑張ったけど失敗することはよくあることで、しょうがない。
  しかし、同じ失敗を何回もしたり、適当にプレイして失敗することは
  「とって~~~もカッコ悪い」。  


今日の試合から中丸の子達は何か感じてくれたでしょうか。
勝ち負けだけが全てではないですが、試合で勝ちたいと思わないことは
大問題です。
なんとなくバスケの練習をしていてもダメってことですね。

ヤル気のない子や何も考えていない子でもバスケットボールをすることは
できますが、バスケットボール選手にはなれません。
ガンバレ、中丸ダンクス!!