海辺の町から

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

保阪正康

2024-12-12 22:35:59 | 日記
22才の別れ / 風 (歌詞入り)



概要
人生最後なら何を語り残すか?
戦争がリアルの今 軍指導者や兵士など4千人の証言取材し「戦争」をとい続けた
保阪正康が若者と対話 魂の講義。

NHK見逃し配信 今日が人生の最後の日なら何を伝えたいか?
83歳になる保阪正康が歴史から未来を拓く最後の講義を行なった。
歴史とは何か 何故愚かな戦争をしたのか検証して ジャーナリストとしての彼は
自身の身体を媒体として実証主義的に調べてきた。

下からの積み重ねで多くの生身の人間の声を拾い上げ 彼の言う生きた人間の生身の中に
生きた人間の姿があるという。

学問は歴史がどう動いたのか 法則とかメカニズムについて科学的に勉強するけれど
資料がなかったら 不都合なことに至っては責任が問われないよう無かったことにしてしまう。
ジャーナリストの仕事を選んだ彼は資料が乏しい時代からの歴史を実証的に調べると決断
4千人の証言を聴き書きした先の大戦その中で1:1:8の法則がある事に気づいたという
1ー正直に言う人
1-初めから嘘を言う人 史実にしてはいけない
8-私達 記憶を美化する人
に分けられるらしい 証言を聴くと言うことは見抜くことが大切で今も戦争は政治の延長にある。

折しもノーベル平和賞を受賞した被団協 核抑止力下の平和論があやふやになって核を持つ国の
エゴイズムが支配し被爆国として核の人類史的な宣言を発するべきと彼は言うけれど
残念ながらその役割をしていない

戦争体験者は傷を背負っている人が多いという 4千人に及ぶ聴き書きをしていた彼の
人間の観察眼は研ぎ澄まされ戦争体験者は記憶の中で逃れられないように生きている。
証言を聴くと言うことは半分受け継ぐことであり 何かの時に伝えて行かなければ
次の世代に伝わらない 伝えることによって歴史の教訓としてバトンタッチされ歴史を継承していく。

彼の父も戦争体験者死に間際彼に伝えた
  前事不忘 後事之師 (前事を忘れざるは 後事の師なり)
 前にあったことを心にとどめておけば 後に物事を行なう時に良い参考となる。 

戦争体験者も高齢化 戦争を知らない世代に史実を語り継ぐ事の大切さを痛感した。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿