わが菜園の隅で育てられたレモン 酸が喉を刺激して食べる事は叶わなくなったFさん
茶封筒に大きな文字。
夫と連名のしっかりした文字を見た途端 言いようのない感情が溢れ不覚にも嗚咽した。
縁を絶ってこの地を選んだ。
火葬のことその他諸々が便せん4枚に綴られていた。
重ね重ねのお願い最後のご容赦です と
火葬等 火葬して戴ければ十分です 希望としてはスプーン1杯程を海に散骨して
貰えれば嬉しいです。
以上で十分です 寧ろ世間にあるような葬儀などはごめんです。故人の意志です。お願いします。
全て了解しました。ご安心下さい またお便り致しますと走り書きした。
無理な願いと知りつつもう最後なのでとお顔を見せていただけないかと頼んだ。
遠くからならと了解を得て。
車椅子で来られた 両足に浮腫みが出ており歩けない 履き物の差し入れを断られた訳を理解した。
咽頭にも癌が転移して入院以来口から物を摂っていないらしく点滴のみ。
「20日頃かなと思います」「先生がそう仰ったのですか」「はい そうです」
最期の時を覚悟されていた。
吐き出したいこと吐き出す先も無く いま静かに生と死の境を生きているのか
その時までの精神力は凄まじい物があるに違いない。
穏やかなお顔を拝見し会話も出来て 私が一番安心したのかも知れない。
でも辛い ヤリキレナイ。
でも寄り添っていただける方にFさんは出会えたことを感謝していることでしょう。
受け入れられているご様子、なんとも言えず胸が詰まります。
どうぞ頑張って寄り添ってやってください。
一人で逝く寂しさは我が身に置き換えたとき取り残された感があり
寂しさは拭えない気がします。
他人故立ち会うことも出来ずです。
重々承知のことです。
泣き虫は私なのです。
どうかガーベラさんが精神的なダメージを受けられませんように!
恥ずかしながら今も泣きながらキーを叩いています。
胸が締め付けられます 弱虫です
何の役にも立てずに早くに気づいてあげられなかったこと後悔しています。
誰にも看取られずに逝くのかと思うと
寂しいでしょうね。
Fさんの事は2年前の脳梗塞頃から記事を目にしていました
ご主人の新鮮な魚を刺し身にして届けられたり、病院へ連れて行かれたり庭への散水、、
まるで家人と見紛うご厚情には頭が下がります
亡くなられた後の意思表示をガーベラさんご夫婦宛に書かれて託される、、
そこまでの信頼関係は驚愕もので、この事からも如何にガーベラさんたちの親身にお世話されてる様子が察せられます
キチンと死後の設定もされてるFさん 親しい方の命数を数える日々は堪らないお気持ちでしょう 酷暑の時、ガーベラさんご夫妻にお疲れが出ませんように
遠く離れたいた妹とは断絶状況
食道癌で声帯切除
私と妻しか介護出来なかった。
約2年。
同期は、死を感じ取り
私の住まい近くに転居。
ガーベラさん ジレンマ 言葉にあらわせない苦悩
ほっとけない。
しかし、肉親ではないので、限界があります。
その方が託された命。
もう少しの辛抱です。
お察し申し上げます。
https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/d7863480d9b5a233ae6317badb466431
地域に溶け込んで貰いたかったので菜園を提供
好きな野菜を作り始め菜園での会話も出来人となりを知ることも出来ました。
レモンの苗木を植え実のなるのを楽しみにしておられましたが食べる事すら出来ずです。
18年の歳月が鮮明に過ります。
何時も温かなお心遣いに感謝致しております。
釣志さんもどうぞ無理をなされませんように 有り難うございました。
最期は誰かに看取られて逝きたいと思うのではと。
一人で逝かせてしまうのはどうしても辛いです。
痛みを訴えることすら 仕舞い込んで
意識が明瞭なだけに最期まで葛藤しているのではと
どうせなら呆けたもんが勝ちかとも
最期まで理性を貫かれるのです。
涙しても帰ってこない寂しさ もう面会は無理でしょう
弱っていく姿見られたく無いでしょうから。