旅行、飲食、草花、イベント、乗り物、出来事など。

日々の生活の中から様々な物を写真付きで。

★セブ島の旅・其の15★ディナー

2013年03月16日 | ★旅行★外国
夕食とは、晩に食べる食事。晩御飯、夕餉、晩餐。

日本は、夕食を昼食と並んで重視する食文化の一つに属している。夕食は、一日で最も質量ともに充実した食事になることが多い。朝食や昼食を食事の中心におく食文化では、夕食は一般に軽い食事となる。

照明が発達したこともあり、夜間の活動が長くなった地域では、夕食が重視される傾向が強い。 一般に夕食は、就寝前2~5時間程度の余裕を持って食べる傾向が見られ、これがいわゆる日没の時間帯=夕方に成るために夕飯といわれる。日没後の夜間に食べる食事は晩飯と呼ばれるが、夜間の活動時間が長くなった現代では、晩飯を夕食と呼ぶことも多い。

なお、夜間・特に深夜帯に取る食事は夜食と呼ばれる。夜食は通常、夕食とは別に摂取されるものであり、夕食とは区別される。

現代日本の夕食

現代の日本では、一般に、夕食は一日のうち最も時間的なゆとりがある食事である。したがって、家族で共に夕食を取ることが、家庭の一つの理想の形と認識されている(→一家団欒)。しかし、仕事や習い事などの影響や、個食に代表されるような食事スタイルの変容により、夕食を常時共にすることが困難なことも多くなっている。

夕食は、家庭の一家団らんの場であり、その場が失われることが、近年の社会問題(青少年の非行や道徳の衰退)に関連していると考える人もいる。

成人は、食事中ご飯の替わりに晩酌を行うことがある。これは酒と飯を同時に食べないという日本人の食習慣に由来する。 この場合晩酌が終わってから、残りのオカズや茶漬けなどで、ご飯を食する事が多い。








外食

夕食は、家庭ではなく飲食店で摂られることもある。外で摂る食事ということで外食と呼ばれる。

ファミリーレストランは、家庭の夕食スタイルを飲食店に持ち込んだもので、1970年のすかいらーくを嚆矢として、全国に広まっている。

外食の提供元は、レストラン形式以外にも、居酒屋や焼肉屋など多様な形態があり、2000年度には27兆円規模になっている。

中食・内食

出来上がった惣菜を買って帰り、家庭で食べる食事のスタイルを中食(なかしょく)と呼ぶ。また、半調理済みの食材を買って帰り、家庭で最終調理を行って食事をするスタイルは内食(うちしょく)と呼ばれる。1990年代半ば頃から注目されるようになったスタイルであり、夕食をこれらのスタイルで摂ることも多くなっている。

ディナー
ディナーは、1日で主要な食事である。食事は通常調理した、または時々未調理の、タンパク質(肉、魚、またはマメ類)と野菜、およびデンプン製品のコメ、麺、またはジャガイモである。

ディナー(dinner)の語は、フランス語で「1日で主要な食事」を意味するdînerに由来する。dînerは更に古フランス語のdisnerに由来する。ディナーはまた、洗練された、響宴のような食事である。

イギリス

イギリスでは、「ディナー」は伝統的に1日の主要な食事を意味している。19世紀中頃以前の農耕社会では、「ディナー」は昼間に食べられていた。その後の夕方の残り物の軽食は、上流階級の家庭により「ティー」と呼ばれていた。中流および上流階級の男性の多くが都会の会社で働き、郊外で暮らす家族を養うようになり(以前は弁護士、医師、農家、商人は、自宅で働いていた)、多くの食事のために昼間に家に戻ることは不便となった。

1860年頃まで、多くの上流および中流階級家族は食事時間を切り替えた。家の女主人は「ランチョン」と呼ばれる軽い昼間の食事をとり、午後早く「ティー」と呼ばれる軽食が続く(また、子供が就寝する前の食事も続く)。その後、主人が仕事から帰宅したとき多くの「ディナー」の食事を、しばしば客を招待して、食べるようになった。

多くのフォーマルな夕方の食事は、例外なく「ディナー」と呼ばれた。(従って、「イブニング・ドレス(正装)」を「ディナー・ジャケット(タキシード)」と呼ぶ。)農家と労働者階級の人々は家の近くで働いていたため、食事の時間は急激に変化しなかった。彼らは主要な食事を昼間に食べ続け、「ディナー」に続いて夕方の軽い食事「ティー」を摂る。

階級によるこれらの慣習の相違のため、「ディナー」は夕方の食事(上流階級が使う)または昼間の食事(労働者階級が使う、彼らの夕方の食事は「ティー」である)を意味する。イギリスの階級制度(上流階級英語と非上流階級英語)のなごりは、夕方の食事に使用する言葉に残っている。先祖が上流階級の場合、「ディナー」とも「ティー」とも言わず、区別せずに「サパー」と呼ぶ。

「サパー」は伝統的に、集会の後の夜遅くの食事を意味していた。夜半すぎまで続く舞踏会やパーティーの後にたいてい「サパー」がある。北部の人々は、ココアやホット・チョコレートのような暖かい、牛乳入りの飲み物とビスケットを「サパー」と呼び、就寝直前に食べる。

イギリスでは学校給食を「school dinner(スクール・ディナー)」と呼ぶ。これは当初の学校給食が労働者階級の子に主要な食事を提供していたことを反映している。また、学生食堂で働く女性は、イギリスでは「dinner lady(ディナー・レディー)」と呼ばれる。(しかし、家庭から持っていく弁当の場合、「packed lunch(パックド・ランチ)」と呼ばれる。)

昼の食事を「ランチ」と呼ぶことで曖昧さが回避できる。























「ディナー」のより正式な定義は、複数のコースを持つ夕方の食事である。コースは通常3つで、7つの場合もある。1980年代にティファニーが作った銀食器は、1人あたり13種類あり、複数コースの食事を摂るために全てが必要となる。

コースは以下の通りである。
オードブル(前菜)
スープ(場合によりシャーベット)
魚料理
アントレ
肉料理
デザート(菓子またはプディング)
チーズ

この後通例、ロイヤル・トースト(乾杯)に続きコーヒーまたはブランデーと葉巻が供される。

フランス語でentrée は、「入り口」、「入場」を意味する。L'entrée(単数形)またはles entrées(複数形)は前菜を意味する。イギリスでentrée は、同じ意味で使われるが、starters がより一般的に使われる。オーストラリアではentrée が一般的に使われる。、北アメリカでもまた、当初は、より早いコースのひとつであったが、現在はメインコースとして使われる。オックスフォード英語辞典にはメインコースと記載されるが、魚料理とメイン料理の間に出される簡易な料理という、イギリス英語の意味が加わる。

ディナーの後、通常紅茶またはコーヒーとミント・チョコレートや他の菓子、またはブランデーや食後酒が続く。ディナーが多くのコースからなる場合、2〜3コースの場合に比べて各料理は少量となり長時間となる傾向がある。複数コースのディナーは、晩餐会や響宴などのフォーマルなイベントで出される。

フォーマルなディナーは、通常夕方の7時半から8時半の間に開始される(しかしながら、ニュージーランドでは通常6時である)。昼またはその直後の場合もあるが、これは他の国よりも、スコットランドで典型的である。スペインおよびポルトガルでは、日中の食事が1日の主要な食事である。したがって、夕方の食事は一般に夜8時以降の遅くに開始する。多くの場合、夕方の食事はスペイン語のcena から英語のdinner に翻訳される。comida またはalmuezo は、それが1日の主要な食事であっても、lunchと翻訳される。

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、およびアメリカ

アメリカ合衆国の南部や中西部の田舎、アトランティック・カナダ、サスカチュワン州の一部、ケベック州のような地域では、夕方の食事を「サパー」とび、「ディナー」は昼の食事を意味する。昼の食事はアメリカ合衆国とカナダのほとんどで「ランチ」と呼ばれる。オーストラリア、アメリカ合衆国北部およびカナダでは、ディナーは午後7時頃の夕方の食事である。伝統的に、アメリカ合衆国では1日の3度の食事は朝食(Breakfast )、昼食(Lunch )、夕食(Dinner )であり、ディナー(Dinner )は1日の主要な食事と同義である。地方では主要な食事が昼食(Lunch )である場合があり、都会ではサパー(Supper )である。

アメリカ合衆国の食事は時系列で、朝食(Breakfast )、ブランチ(Brunch )、昼食(Lunch )、夕食(Dinner )、サパー(Supper )であるが、1日に5度の食事をすることはない。

オーストラリアとニュージーランドでは、「ティー」と「ディナー」は同義である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿