お久しぶりの小説更新!!
前作である「転生・to・あいりん」が終了し、次のシリーズに突入です。
つたない文章で書いていくことになりますが、お付き合いお願いいたします~(汗)
今回は「鈴懸なんちゃら」の選抜メンバー(特に1位~4位)がメインになります。
(更新日である今日はゆいはん、鈴蘭、らぶたんのお誕生日であり、AKB48誕生から8年目にあたります。)
では、スタート!!
「さよなら!?☆じゅりたん」
第1話
都内某所。
日を追うごとに寒さは増していき、冬が訪れたことを物語る。
じゅりな「さむぅ~」
公園で1人、立ち尽くす彼女。そう、今回の「じゃんけん大会」で見事センターを勝ち取った「松井珠理奈」がそこにいた。
一体彼女は誰を待っているのか?
いつもなら玲奈や茉夏などを待っているのだが…。
「ういっすw」
「遅くなっちゃった~」
「す、すみません…(汗)」
じゅりな「も~!!3人とも遅いよ~(`-´)」
珠理奈が待っていたのは、「鈴懸」で同じく上位の選抜に入った3人である。
上枝恵美加、平田梨奈、大場美奈。
美奈とは同じSKEで活動しているため、そして梨奈は兼任先のチームKで一緒なため少しはお互いを知っているのだが、恵美加については…。
じゅりな「あんたはNMBの子だっけ?」
えみか「そうです。チームB?で活動してます!!」
みな「とりあえず、早く行先決めよーよw」
じゅりな「え、決めてこなかったの?」
みな「せっかくお休みをもらったのは良かったんだけどねえ…」
じゅりな「そんなことじゃなくて…」
彼女たちは旅行に行く予定だったのだが、行先を決める担当だった美奈がすっかり役割を忘れていたそうだ。
やばい空気が漂う。しかし…
りな「あの~」
じゅりな「ん、どしたの」
りな「わ、わたしは~、日本のなかがいいな~、がいこくだったら、お金ないかも~ですし」
そう、梨奈は帰国子女なのだ。英語は完璧なのだが、日本語はお勉強中である。
じゅりな「そうだね~。できれば国内がいいな~。」
結局討論の末、そばを通りかかった玲奈に絡まれて行先は北海道になった。
じゅりな「玲奈ちゃん…(汗)」
りな「れなさん、きっぷ予約してくれた!!」
みな「切符も手に入れたし、駅まで行こうよ!!」
上野駅。
13番線には札幌行の「北斗星」1レが停車している。
青いEF510形が先頭に立つ。後続には24系客車が並ぶ。
4人はB寝台の車両に乗り込む。
じゅりな「とりあえずそれぞれの個室に入って休んでて。夕食の時間になったら呼ぶから。」
みな&えみか「りょ~かい!!」
りな「OK!」
ネイティブのようなきれいな発音で返事をする梨奈。現地で外国人にあった場合は彼女がおおいに力になってくれるはず。
約5分後、列車は定刻通りに発車。
美奈の個室には恵美加が来ていた。
みな「まさか玲奈さんが切符を買ってきてくれるとはw」
えみか「感謝感激ですね~!!」
みな「うぉお!!街の景色がきれいだ~!!」
えみか「そういえばこの列車、なくなるとか噂されてますが…」
みな「玲奈さんがしきりにこの列車を勧めたのはそれが理由なのかも」
一方の梨奈は…
りな「漢字…おぼえなくちゃ!!」
一生懸命お勉強。がんばれ!!がんばって~!!
梨奈が一生懸命漢字ドリルをやっているときだった。
「ドスン!!」
りな「What!?」
その声を聴いて、2人も何かに気が付いた。
3人はあわてて珠理奈の個室に向かう。
しかし…
えみか「珠理奈さん…珠理奈さん!?」
珠理奈は気絶していた。殴られた痕跡はなかったのだが…。
りな「Hey!!だれか…きゅうきゅうしゃ!!」
みな「とりあえずスタッフさんを呼ばないと!!」
乗務員がすぐに駆けつけたため、なんとか大事にはならなかった。
みな「一体何があったんだろう…」
えみか「珠理奈さん、なかなか起きない…」
りな「Cameraでもついてるはずです!!」
みな「防犯カメラ!?そんなのついてるはずないでしょ…」
一方…
???「ただいま~っす」
???「遅かったじゃねえか。んで、どうだったんだよ」
???「はい。『じゅりなの記憶』、持ってきたぞ。」
続く!!
はい。新シリーズ第1話は以上です。
またもやSFっぽい感じになっていきそうですorz
それでは、次回もお楽しみに!!