こんばんは。
先日の公開討論会がYouTubeにアップされていましたので、お知らせいたします。
今年の年末までは公開されるとのことです。
今日から始まる、土佐清水市長選挙。
このまちの舵取りを託す、みんなの市長を決める大事な選挙です。
産業振興や、未来への課題、特に今回皆さんが気になっている市の財政問題については、とても重要な部分だと思いますが、、
市長は、交付税措置があるので…と繰り返し主張されるのですが、交付税措置がなされて算出された普通交付税が減っている現実、3億5千万円も減額されて配分されたうえで1年間、市政をやり繰りしていかなければいけないこと。
それがこの先も続いていく、いや、さらに厳しくなっていく。。
そういった市の財政状況が、本当に解っていないのか。。
ごまかそうとしているのか。。
とにかく、かみ合わない結果となってしまったのが非常に残念です。。
今の本市の財政状況を家計に例えて言うと、
年収がどんどん減っていく一方で、借金の返済額はどんどん増えていっている状況。
これがわが土佐清水市の現状なのです。。
「交付税措置される部分があるので、市の財政は大丈夫」なんて、とんでもありません!
しかも、大変厳しい状況であると認めていましたよね。
それから、市長は、地方債残高や公債費が平成37年度には、少なくなると発言されました。
これについては、私もその時に反論できれば良かったのですが、何しろ時間が1分と限られている中で、傍聴している皆さんに解るように説明するにはどう言えばいいかまとまらず、即座に反論することができませんでした(^^;;
下の写真を見ていただくとわかるように昨年、本市が策定した長期財政見通しの中の投資的な経費は、平成28〜31年度のうちで実施予定の事業しか載っていません。
これを基に平成37年度の地方債残高や公債費の見込みを出すと当然減ってきますよね。。
しかし、空白となっている部分(H32年度以降)に事業が入ってくると、その見込みは違ったものになるはずです。
市長が言われる金額は、空白となっている部分に全く何も投資的な経費として、事業を実施しない場合の金額ということです。
また、メジカ産業に関する事業の総事業費が16億円とのことですが、こういったものも加味されてない中での見込みの金額ということです。
言っていることが、非常にあまいのではないでしょうか。。
ちなみに、普通交付税を含む地方交付税の推移は下のように見込まれています。
この先、減っていく様子がよくわかるかと思います。
これ、全て交付税措置がなされたうえで実際は減っていくのです。
なので、財源不足になっているんですよね。
家計で例えて、年収が減っていく、というのは、このことなんです。。
皆さん、ちょっと解りにくいかもしれませんが、ご自分のことと捉えてしっかりと考えてください。
よろしくお願いします。。
土佐清水市長選挙公開討論会 同時開催 土佐清水市議補欠選挙 演説会