こんばんは。
先日の全員協議会。今ノ山風力発電とセクハラ問題について① - Ei Okamoto's Blogにおいて、土佐清水市教育委員会から一定の説明がありました。
内容については後ほど書きたいと思いますが、まず先に私が思うことを…
この事案に対する行政や議会の動きを見て思ったのですが、セクハラをした元教頭への懲罰についてや土佐清水市教育長に対する責任の追求などが話題になっているように思います。
昨日、ある方から電話がきて「おまんら、教育長を辞めさせる方向に持っていきようがか」といきなり言われました。
は?
どういうことですか?
私は、今日の全員協議会で初めて教育委員会から説明があり、その際初めて質疑をしたところで、教育長の辞職に関することは一切話していませんが。
と答え、何故そのような話が私のところに来るのか訳が分かりませんが、色々話を聞きました。
一定話を聞いた後、私の意見も聞いてもらいました。
市民の中で、教育長の責任の取り方に対して色々な意見があることは何となく分かりますが、問題はそこではないのではないでしょうか。
今考えなければならない最も重要な事は、「被害にあった女性に対して、どのように責任を果たしていくのか」という事ではないでしょうか。
元教頭の懲戒免職がどうとか、教育長が責任をどう取るとか、そんなことよりも被害を受けた女性をどう救っていくのか。
逆に言えば、被害女性のことより誰かが責任をとって辞めることの方に興味がある、もしくは大事なことが見えていない人の方が多いのかなと感じます。
「教育長が辞めようがどうしようが、そんなことはどうでもえいがちや。大事なのは、被害女性やろう。」
私の話を聞いたその方は、最後は「おまんの言うとおりよ」と言って電話を切りました。
教育長がどのように責任をとっていくのか。
例えば、行政や政治家に限らず、一般の企業や組織においても、組織のトップなど「長」の付くようなポストに座る人はそれなりの人格者であり、それらの仕事やガバナンスを理解している人でないといけないのではないでしょうか。
勿論、セクハラをした元教頭が一番悪い。
でも、土佐清水市教育長としての対応は本当に被害女性を守るための対応となっていただろうか。
岡崎哲也教育長が、土佐清水市教育長としての仕事ができていないのであれば、そこに座るべきではない。
その判断すら自分自身でできないのであれば、外部の調査機関が必要ではないでしょうか。
本来なら、土佐清水市議会議員がそれを担っている立場だと思いますが、土佐清水市議会にそういう議員が何人いるだろうか…
まずはこの事案の全容を解明し、責任の所在を明らかにすること。
その上で被害女性に対して、適正に対処していくべきですね。