ベトナム

先月、ベトナムにお仕事で行って参りました。
2019年に11月に上海行った時からの久しぶりの海外でした。

ベトナムにおじゃまするのは初めての経験で、
現地の人々がどのような生活をしているかとても興味があり、
仕事でも仕事外でもできるだけ現地の方々とお話しするようにしました。

しかし、大きな誤算がありました。
それは、英語がホテルや外国人がくるレストラン以外、ほとんど通じないということです。

タクシードライバーに英語でホテルの情報を見せても行き先が分からないと言われ、
せっかく呼んだタクシーを2回もおろされてしまいました

それでもめげずに積極的にコミュニケーションを試みました。
特に仕事以外のローカルの人々とのコミュニケーションをがんばり、
なんとか1人の現地の方と仲良くなることができました。

その方は、日本語がそれなりに話せ、英語も少しわかるので、
日本語と英語、そして、スマホを駆使していろいろな話をうかがいました。

毎日どんな生活をしているか？
どこで食材を買うのか？
趣味は？ベトナムでは何が流行っているか？
ベトナムのことをどう思っているか？日本をどう思うか？などなど・・・

現地の人しか行かない夜中に路上で営業しているレストランに連れて行ってもらい
一緒に食事を取り、とにかくいろいろお聞きすることができました。

楽しいこと、そうでないこと、将来の夢、夢を妨げる現状、
くだらない冗談で笑ったり、悩みがあってそれについて話したり、
やっぱり人間どこの国でも考えていることはある程度似ているところがあると分かった反面、
ベトナムがまだ発展途上で毎日貧しさや不便さに直面していることが分かりました。

しかし、そう言ったことを話している時も悲壮感は全く感じさせず、
日本人の私にキラキラした瞳でいろいろ話してくれるその方が、ステキでカッコよかったです。

そんな私はその方と話をしながら、
英会話BOXを始めた当初から抱いていた「世界平和」というキーワードが心の中でメラメラ燃えてきているのが分かりました。
そして、心の中で「オレは、残された人生何ができるのか？」と自問自動していました。

この方と現地で出会って仲良くなって食事を取りながら笑ったり真剣に話したりして、
何となくですが「世界平和」ってこういうことなんじゃないかって思いました。

この人と出会ったことで、私はベトナムが大好きになり、
その人のために、そして、その人の家族、友人のために、
できることはないのかと考えました。

私1人で何ができるかまだ分からないけど、
これから形にして行きます。

ベトナムと言えば、このバイクが主な交通手段です。
本当は、危険だから絶対してはいけないのですが、
どうしてもこのバイクに乗ってみたくて、仲良くなったその人にヘルメットを私の分も用意してもらい、
後ろに乗せてもらい夜の街を走ってもらいました。
現地の人になったみたいで本当に気持ち良かったです。
その人とは帰国してからも連絡を取り合っているので、次回ベトナムに行った時にまた会う予定です。

学びの多い、久し振りの海外でした。
ベトナム出張の機会を下さった方々に心から感謝です。
ありがとうございました。