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[紅花]食生活について語ろう

2022年09月06日 | 美容ダイエット

・紅花Safflower べにばな
  キク科の中央アジア原産、日本には奈良時代には中国から入ってきていたという。1、2年草でサフラワー、コウカとも呼ばれる。ヨーロッパ、アジアの各地で見られ早春に種まきし初夏に草丈50cm~1mに成長、7月中旬にはアザミに似た花で咲き始めは黄色でやがて赤くなり径3cmほどになる。

山形県の県花として知られ全草が食用、薬用として用いられる。5月ごろの間引き菜をお浸しにできる。口紅の紅の色素、衣類の染色にも用いている。二つのカルコンのπ共役系が結びついた二量体色素を含み、花を利用し最初黄色色素で水溶性のカルタミン・カルサミンCarthamin(配糖体とともに)が次第に酸化を受け赤い色素に変化していく。

花には黄色素サフロールイエローと紅色素カルサミンという二種類の色素を含み黄色は水溶性で、紅色色素は安定感があり、発色がよい。多くの花の色素は、アントシアニン系で水に溶けやすく染料としにくいが、カルサミン紅色素は色落ちしにくくさらに発酵、酸で処理して 0.3~0.6%を抽出する。

主色素はサフラーイエローsafflower yellow(サフロミンSafflomin) を20~30%含む。天然色素で菓子、麺、漬物類、💄口紅、衣類に、9月ごろよりひまわりの種に似た種実から採取しサフラワー油(紅花油:ビタミンE27.6mg/100g)としても使われる。乾燥させた花びらが漢方で煎じてお茶として冷え性、肩こりなどの血行障害に利用している。ホルモンバランスを整え血行促進、鎮痛作用、更年期障害、冷え性便秘、リラックス効果、母乳の出をよくする、肌荒れ、生理不順によく、抗ガン作用がある。

 

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