・11月の食の記念日November food anniversary 11がつのしょくのきねんび
食育の推進、各地域の特産品の広報活動などから、記念日が設けられています。特に食に関係する記念日を集めてみました。
ということで、今月は、11月に記念日が設けられている食・食品についてです。
11月
1日ビフィズス菌ヨーグルトの日
フランスの小児科医アンリ・ティシェ1890年12月2日に発表した日で森永乳業株式会社により制定している。
1日全国統一すしの日
新米の季節で、🍣寿司ネタの海・山の幸が多く見られ美味しい時期であることから、1961年(昭和36年)に、「すしの日」に制定する。全国すし商環境衛生同業組合連合会で定めた。
1日紅茶の日
1791年の11月、ロシアに漂着の伊勢の船主・大黒屋光太夫が、女帝エカテ リーナ2世の茶会に招かれた。初めて日本人が海外の茶会に参加し紅茶を飲んだ日といわれ日本紅茶協会が1983年(昭和58年)に制定した。
1日本格焼酎の日
日本酒造組合中央会が実施の本格焼酎業者の九州の会議で1987(昭和62)年9月にその年の8~9月ごろから仕込む新酒が飲めるようになるのが11月1日ごろであることから制定した。
1日泡盛の日
11月1日を「いい月いい日」にかけ泡盛の美味しく飲める季節となることから沖縄県酒造組合連合会が1989年(平成元年)に消費拡大のため制定。泡盛は15世紀初め、琉球王朝時代にシャム(現在のタイ)から伝わったと言われ、琉球(沖縄)の特産品とし奉納品として用いていた。
1日野沢菜の日
この頃が野沢菜の収穫時期にあたり、野沢温泉の秋の風物詩「お菜洗い」が行われる。この日に「のざわな蕪四季會社(かぶしきがいしゃ)」の蕪主総会が毎年11月1日に開かれることより2006年11月1日に制定した。
1日🍣寿司の日
全国すし商生活衛生同業組合連合会では、秋の時期、新米が収穫され、魚には 脂がのり、一年中で一番美味しいすしダネが揃う季節である事から、昭和36年に11月1日を定める。
1日ソーセージの日
日本初のソーセージを世に出し、製造技術を国内に広めた千葉県横芝光町商工会青年部は、日本農林規格(JAS)の制定に携わるなど、ハム・ソーセージの普及に尽力した町出身の大木市蔵(1895~1974)の功績にちなんだ11月1日を定めた。
1日川の恵みの日・川の恵み週間1~7日
「111」が「川」の字に似ていることから川に感謝し川の環境と自然を考える日として三重県多気町の川魚を扱う「うおすけ」が制定。
2日北海道たまねぎの日
この時期に北海道産玉ねぎの出荷がピークになることと、1102で「いい(11)オニオン(02)」と読む語呂合わせから全道青果物取扱対策会議 玉ねぎ取扱対策会議と、ホクレン農業協同組合連合会が共同で、決められた。
3日サンドイッチの日
サンドイッチを生み出したイギリスのサンドイッチ伯爵の誕生日にちなみ「神戸サンド屋FCチェーン本部」で制定した。11月3日(いいさんど)の語路合せも日付けの由来となっている。
3日文化の日
1948年(昭和23年)に「自由と平和を愛し、文化を進める日」として日本国憲法の公布を記念した、国が制定した国民の祝日。明治天皇の誕生日。
3日ちゃんぽんの日
11月3日が長崎県生麺組合連合会によって制定されている。
長崎ちゃんぽんを宣伝し知って貰おうということから広報活動が展開され昭和63年に11月3日の文化の日を長崎の食文化がチャンポンより始まったとの願いを込め文化の日をチャンポンの日と決めている。
3日高野豆腐の日
高野豆腐』の名前を国内外に向けて発信することを目的として『こ(5)うや(8)』の語呂合わせから定めている。新年まで残り58日である11月3日に全国凍豆腐工業協同組合連合会で制定した。
3日みかんの日
いいみっか、いい(=11)み(=3)かんの語呂合わせで旬の11月3日を特別に記念日として全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定。11月3日と12月3日の年2回実施、毎月第1日曜日もミカンの日。
3日調味料の日
一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会が「い(1)い(1)味(み:3)」と読む語呂合わせが由来で制定。さらに和食の素晴らしさを文化として考えようと「文化の日」である11月3日とした。
5日いい酵母の日
「いい(11)こう(5)ぼ」の語呂合わせが由来で酵母摂取の重要性を広く伝えることの目的で酵母製品を扱う株式会社日健協サービスが制定。ちなみに4月15日はよい酵母の日
5日ごまの日
「いい(11)ごま(5)」の語呂合わせが由来で全国胡麻加工組合が健康に良いごまをより多く摂取してもらうことを目的に2017年に制定している。
6日巻寿司の日
その年の恵方に向って節分の日に、巻寿司を丸かぶりすると願いが叶うといわれることから、季節の始まりの立春・立夏・立秋・立冬に巻寿司を食べると幸福が訪れるとうことで、主に立冬の前日にあたる11月6日を「巻寿司の日」に株式会社あじかんが2011年1月31日に制定した。
立冬と同日(2024/11/7日)あられ、おせんべいの日
1985年(昭和60年)に、米菓の需要拡大事業として、全国米菓工業組合が制定している。新米で作られたあられやおせんべいをコタツに入りながら家族団らん食べてもらおうと立冬の日としている。「ウェルカム・ウインターデー」ともいう。
7日ソースの日
ウスターソースのエネルギー量が、100g当たり117kcalに、団体設立が1947年11月7日に由来して日本ソース工業会が2013年より制定。
7日鍋の日
いい(11)な(7)べ」の語呂合わせと、立冬の冬の到来を感じる季節であり、鍋物が美味しくなる季節のこの日をつゆを販売するヤマキ株式会社が2011年に制定した。
8日ココアの日
11月8日が立冬付近であり、冬の気配を感じココアを飲む機会が増えることからより1919年(大正8年)、日本で初めてカカオ豆から一貫したライン製造で飲用ココアを発売した森永製菓株式会社によって制定している。
8日いい歯の日
11(いい)8(歯)の語呂合わせで1993年(平成5年)に日本歯科医師会によって制定する。同時に4月8日も、4(よい)8(歯)の日として制定している。
10日かりんとうの日
かりんとうを縦に並べると数字の11に見えることと、砂糖の糖を10と読む語呂合わせから日本の伝統菓子「かりんとう」のおいしさを、全ての年代の人に知ってもらいたいという想いにより全国油菓工業協同組合が制定。
11月第2週全国糖尿病週間(2024/11/11~17日)
11月14日を 含む一週間を全国糖尿病週間とするとを1965年(昭和40年)より実施され(社)日本糖尿病協会により糖尿病の予防をよびかけるイベントが行われている。2024年は"みんなで正しく理解しよう「Diabetesダイアベティス」”
11日鮭の日
新潟県村上市が鮭の町をPRするために1980年後半に制定している。
「鮭」の字の「圭」 の部分が「十」「一」を重ねて鮭であること、また秋鮭の旬の時期あることから。平成15年から日本全国的に11月11日を鮭の日とした。
11日麺の日
毎月11日を1999年(平成11年11月11日)に全国製麺(生麺)協同組合連合会によって制定された。11が長い麺に見えることから決められ、また11月11日が「いい」に通じ麺と麺をつなぐ細く、長く末永くお付き合いを、麺を食べる様子がつるつる(鶴)、かめかめ(亀)に合わせ長寿の願いが込められている。
11日落花生の日(ピーナッツの日)
全国落花生協会がもっと多くピーナッツを消費してもらおうと1985年 (昭和60年)に制定。この頃から新豆が出回り旬の時期でもありピーナッツは「畑の土」とよばれ、「土」の文字を分けて11月とし、また、1つの殻に2粒はいっていることから、11を2つ重ねて11月11日に制定した。
11日チーズの日
日本輸入チーズ普及協会とチーズ普及協議会が、もっとチーズに親しんでもらうため1992年(平成4年)に制定している。
協会によると、右官史記の中に、西暦700年頃の旧暦10月に文武天皇による日本最古のチーズに近い蘇(そ)の記述をみつけることに由来し、この月を新暦に置き換えると11月になる。日付けは、覚えやすいという理由で11日が誕生している。
同協会の主催により、この日に合わせて感謝祭「チーズフェスタ」が催される。
11日 生ハムの日
生ハムの生産が盛んなスペインで、古くからサン・マルティンの日(収穫祭)の11月11日に生ハムを作る習慣があることに由来し一般社団法人日本生ハム協会が2016年に制定する。
11日 きりたんぽの日
たんぽ串が囲炉裏に立てて焼かれる姿が数字の1111に似ていることを由来にして「鹿角(かづ)のきりたんぽ倶楽部」が制定した。
12日 いいにらの日
出荷量が増える11月に、「い(1)い・に(2)ら」と読む語呂合わせで令和2年(2020年)にA高知県香美地区園芸部ニラ部会が制定する。
14日世界糖尿病デー
国際糖尿病連合(IDF)はインスリンを発見したフレデリック・バンティング氏の誕生日である11月14日を世界糖尿病デーとすることを1921年に決めている。
糖尿病患者や糖尿病の発症リスクの高い人が、病気についての適切な知識をもち、合併症の予防や適切な医療を実現するための意識向上を目的に行われている。この運動には150以上の国と約190の加盟協会などで構成される組織で活動している。
15日 七五三
3歳・5歳・7歳の子供の成長を祝う伝統的な記念行事で以前は数え年であったが、現在では満年齢で祝うのが多い。家族で神社に参拝して成長を祈願する。
15日昆布の日
社団法人日本昆布協会が1982年(昭和57年)に、子供達が昆布を食べて丈夫に育つようにと七五三の日を昆布の日とした。
誕生から成人するまでの人生のサイクルの中で、はじめて大人と同じ食べ物を口にする年ごろから、ぜひ栄養豊かなコンブを食べる習慣を身につけてもらいたいとの願いが込められて制定した。
7~9月に収穫を終え、製品化された新コンブが消費地に出回るのが11月ごろであり、消費者とともに自然の恵みに感謝する意味合いもある。
15日カマボコの日
平安時代の古文書に永久3年(西暦1115年)の祝宴の膳にかまぼこが出されたとの記述があることから全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が制定。
1115年にちなんで11月15日を記念日として1983年(s58年)に制定した。また、七五三のお祝いに子どもの成長を祝い紅白のかまぼこを用いることによる。
11月の第3木曜日(2024/11/21)ボジョレー・ヌーボー解禁の日
今年度のボジョレー・ヌーボーが全世界一斉に解禁される。ボジョレー(Beaujolais)とはフランスのボジョレ地区、 ヌーボー(Nouveau)とは「新しい」という意味であり、フランスのボジョレ地区で今年採れたブドウ(主に赤)で作った出来たての新酒ワインということ。
18日 カスピ海ヨーグルトの日
コーカサス地方のセンチリアン(百歳寿)のように「いい一杯(1・1・1・8)」のヨーグルトを毎日飲んで「生き1生き1(いきいき)いっ1ぱい8」の元気あふれる暮らしをお互い願う日と、家森幸男氏とフジッコで、2007年より11月18日を『カスピ海ヨーグルトの日』と制定している。
20日ピザの日
ピザのおいしさや魅力を広めるためにピザ協議会によって 11月20日が、ピッツァマルゲリータの名前の由来となったマルゲリータ王妃の誕生日であることから2013年に制定する。
23日 お赤飯の日
お赤飯の起源としている赤米など五穀を奉納する新嘗祭(11月23日)の日にちなみ一般社団法人赤飯文化啓発協会が平成24年(2012年)に制定する。赤飯は、日本ではお祝いや喜びの日に食べられるお料理として知られることから。
23日外食の日
いつも家事で忙しい母(父)に感謝のために、日本フードサービス協会が1984年(昭和59年)に設けた。家族で外食することの楽しさを知ってもらおうと、祝日の勤労感謝の日が選ばれた。
24日 和食の日
2013年に「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録があり「和食」を知り、認識するきっかけの日になるよう、11月24日を“いい日本食「い(1)い(1)に(2)ほんしょ(4)く」”として「和食」の日と制定する。
24日 鰹節の日
世界無形文化遺産の和食を支えるかつお節の魅力を広く知ってもらいたいという願いを込め、「いい(11)ふし(24):いい節」の語呂合わせからヤマキ株式会社が制定する。
28日 フランスパンの日
フランスパンの製造技術の向上と普及などを目的「いい(11)フランス(2)パン(8)」の語呂合わせを由来に日本フランスパン友の会」が制定。
29日 いい肉の日
「いい(11)肉(29)」の語呂合わせが由来で、「いい肉」とは「自分好みのお肉」で、より良き宮崎牛づくり対策協議会が制定している。
29日いい🐡フグの日
全国海水養魚協会のトラフグ養殖部会が、 日付は「いい(11)フグ(29)」と読み、食べた人に福(ふく)をもたらすという語呂合わせから定めている。
30日 本みりんの日
「いい(11)みりん(30)」の語呂合わせが由来で本みりん業界が制定する。
30日きりたんぽみそ鍋の日
秋田県名物のきりたんぽや、秋田みそを想起させるきっかけになる日として「11」が囲炉裏で焼かれる「たんぽ」が並んでる様子を表し、「30」は「三十」で「みそ」と読む語呂合わせから「きりたんぽみそ鍋協議会」が制定する。
月に関係なく、毎月その日を食の記念日としています。
毎月1日・15日あずきの日
毎月1日釜飯の日
毎月3日~7日さかなの日
毎月3日くるみパンの日
毎月3・4・5日みたらし団子の日
毎月5日チーズケーキの日
毎月5日たまごの日
毎月6日メロンの日
毎月6日手巻きロールケーキ記念日
毎週日曜日インスタントラーメンの日・パスタの日
毎月7・8日生パスタの日
毎週第1日曜日ミカンの日
毎週金曜日カレーの日
毎月8日果物の日
毎月8日ホールケーキの日
毎月8日カレーパンの日
毎月8日・18日・28日米の日
毎月9・19・29日クレープの日
毎月9日くじらの日
毎月10日パンケーキの日
毎月10日魚の日
毎月10日🦑イカの日
毎月10日植物油の日
毎月11日麺の日
毎月11日スパイスの日
毎月12日豆腐の日
毎月12日パンの日
毎月13日一汁三菜の日
毎週第3日曜日鮎の日
毎月15日お菓子の日
毎月15日京野菜の日
毎月15日惣菜の日
毎月15日中華麺の日
毎月15日🍓苺の日
毎月16日十六茶の日
毎月16日トロの日
毎月17日いなりの日
毎月17日減塩の日
毎月18日ホタテの日
毎月18日米食の日
毎月19日食育の日:食(しょく)が「しょ→初→1、 く→9」 が 「19」 を連想させることより第1回目の食育推進会議が平成17年(2005年)10月19日に開催されたこと に由来する。
毎月19日いいきゅうりの日(4月を除く)
毎月19日シュークリームの日
毎月19日松坂牛の日
毎月20日ワインの日
毎月20日シチューライス記念日
毎月20日発芽野菜の日
毎月21日漬物の日
毎月22日ショートケーキの日
毎月22日カニカマの日
毎月23日天ぷらの日
毎月23日乳酸菌の日
毎月24日ブルボン・プチの日
毎月24日鰹節の日
毎月25日プリンの日
毎月26日プルーンの日
毎月27日ツナの日
毎月28日鶏の日
毎月29日肉の日
毎月30日サワーの日
毎月30日味噌の日
毎月30日EPAの日
毎月31日菜の日
毎月31・最終日そばの日
11月は、11でイイとして、引っ掛かけ、また実りの月であることから、1年で一番記念日の多い月でもあったようです。加工食品の日が多いような気がします。まだ食欲の秋で、その食品をよく知り、学び、健康のための栄養源としていただけばと思います。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。