・大王烏賊Giant squid だいおういか
頭足綱ツツイカ目ヤリイカ亜目ダイオウイカ科に属する頭足類で世界最大級のイカでダイオウイカはほぼ世界中の温帯海域から亜寒帯海域の水深1000m前後の深海に広く分布する。
体色は変化する為、光を反射する黄金色の体色で肉食生物、卵はクリーム色もしくは白色をしており、およそ1mm程度。最大で全長20m、重さ1トンともいう、日本沿岸で捕獲したものは胴長1.8m、全長6.5m、吸盤径2cmほどと比較的小型で、世界に複数種が存在する。捕獲例が少なくまだまだ生態、個体差ともに不明な点が多く、詳細は今後の研究が待たれる。
体を浮かせるために、水より比重が軽いアンモニアの入った袋が体内にあるため、アンモニア臭がある。食味としては、塩化アンモニウムを大量に含んでいることから独特のえぐみがありアンモニウム臭とともに水っぽくそのままでは食用として適さない。
本種と同様に塩化アンモニウムを含む魚介類(他の大型イカなど)の加工技術を応用することで食用とした例もあり、近年では主に南アメリカ諸国で輸出のための本格的な食用化研究が進められている。
ダイオウイカについての記載があります☟
私の研究-国立科学博物館の研究者紹介- (kahaku.go.jp)
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