・鳥脚升麻 とりあししょうま
ユキノシタ科、東北南部から近畿地方にかけての本州、四国に分布する高さ40~80cmになる多年草で落葉広葉樹林の近くに生育する。
葉の形が鳥の脚を縮めたような姿に似ていることからこの名がついたが、赤升麻ともいい地下に太い根茎があり、株を形成して根茎、花茎は、しばしば赤味を帯び漢方で薬用としている。 ブラシ状の白い花が6~7月に咲き、根を漢方の升麻(解熱・解毒剤)にする。
4~6月の若葉を摘んでゆでて、一晩水に晒し、水を切り、辛し和え、酢味噌和えなどの和え物、煮びたし、揚げ物、油炒めとするとよい。主要な山菜として若芽を利用している。
ベルゲニンBergenin(イソクマリン系フラボノイド)の成分を含みダイエットサプリメントとして脂肪の吸収を抑制、すでに体内に蓄積されている脂肪の分解を促進する 糖や脂肪の吸収を抑える働きがあるといわれ体脂肪を燃やす基礎代謝を上げるとし利用している。
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