・菜種油Rapeseed oil なたねあぶら
アブラナ科の菜種(油菜、菜の花)の種子(洋種・黒色)より開花後の種子より搾取する半乾性油で広く食用油としている。
以前は、菜種(40%程度の採油)より油の採集が主で精製して白絞油というと菜種油のことであったが最近は、大豆油も白絞油といわれる。
戦後大豆などの他の食材からの油の搾取が多くなり以前ほど油を取るための原料としては少なく未熟のうちに取られる野菜(菜の花)としての需要が増えている。
カナダで品種改良して生体に有害なエルカ酸Erucic acid(エルシン酸)・グルコシン類(グルコシノレート)の少ないキャノーラCanola油が世界第3位の生産量となる植物油として多く出回る。菜種油100g中(オレイン酸55.2g[n-9]・リノール酸20.5g[n-6]・リノレン酸10.2g[n-3])には、 オレイン酸が多く熱に強いので過熱調理に向き、その働きは悪玉コレステロール除去する作用がある。
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