、茯苓 ぶくりょう
サルノコシカケ科、マツホド(松塊)ともいい、枯れて4~5年したアカマツ、クロマツの地下15~30cmの根に発生、主に秋から春に掛けて中国で産出する。地表からは、わからないので枯れ松の付近を茯苓突きという先のとがった道具で地中に刺してその感触で採取している。
菌核(菌糸が絡み合って硬くなったもの)の、かたまりで5~20cm、重量が100g~200gと大きく、不ぞろいで表面は濃褐色だか中部は白い。傘状にならず子実体は、表面にできる。βー1,3グルカン(多糖類)が多く漢方で外層を除いて用い健胃、整腸、鎮痛、鎮静、利尿、抗がん作用が認められ利用している。
比較的体力があり、肩こり・頭重・めまい・のぼせがみられる人に月経不順、月経痛、月経異常、更年期障害に用いている。β-1,6結合をもつ多糖体 パヒマンPachymanが得られるパヒマランPachymaranに抗がん性を認めている。
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