・ソーマチンThaumatin そーまちん
クズウコン科、西アフリカ原産の多年性タウマトコッカスダニエリThaumatococcus danielliiの植物の種子に多く含む。
水で抽出するタンパク質で精製によって淡黄色粉末ができる。砂糖の2000倍の甘味度があるがソーマチンの甘さは非常にゆっくりと現れ、大量に摂取した時にはリコリスLicorice(甘草)様の後味を残し長く続き、味は、砂糖とはかなり異なる。
非常に水に溶けやすく、熱や酸性環境に安定性がある。1840年にイギリスの軍医によりヨーロッパで紹介し、日本では、1989年に認可を受け低甘味料として清涼飲料水、ゼリー、菓子、ノンシュガー食品の甘味料、医薬品などに使われる。
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