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[朝顔市]食生活について語ろう   

2022年07月05日 | 美容ダイエット

・朝顔市Morning glory market あさがおいち
  日本の夏の花といえば、朝顔、そして浴衣(ゆかた)と、うちわを思い浮かべます。

朝顔市は夏の数日間、場所により異なりますが、神社の境内、商店街などで行われ、主に都心では7月上旬あたりに朝顔市が全国的に開催しています。
朝顔市は、どのようにしてはじまったのでしょう。
日本の朝顔の歴史は古く、奈良時代(710年~794年)末期に遣唐使が中国から種子を薬用とするために持ち込み、その後江戸時代に、観賞用に園芸植物として品種改良が進み盛んに親しむようになったといいます。中でも、入谷の植木職人・成田屋留次郎は、いくつもの朝顔の品種を作り出したといわれています。
持ち込みの当時は小さく丸い花の朝顔で、近年よく目にする朝顔の姿とは少し異なっていたようです。
日本最古の和歌集万葉集(8C:奈良時代)にも朝顔が登場し数種の歌が詠まれ、親しまれていたことを知ることができます。この場合、万葉集などで「朝顔」と呼ばれているものは、、キキョウないしはムクゲではないかとしています。
文化3年(1806年)の江戸の大火で下谷に広大な空き地ができ、そこに下谷・御徒町村付近の植木職人がいろいろと珍しいアサガオを栽培し咲かせたこでブームとして発展していったのです。
江戸時代 には、庶民の間でさまざまな行事、趣味が流行します。旧暦の7月7日(現在の8月上旬頃)に朝顔が咲くことから別名を「牽牛花けんぎゅうか」ともいいます。
朝顔の花が咲き今年も織姫星と彦星とが出会え縁起が良いものとしてきました。織姫を転じアサガオの花を「アサガオ姫」とも呼び、花が咲いたアサガオは「彦星」と「織姫星」が年に一度出会える事に縁起の良いものとしました。
夏の風物詩として花色が広く人々に好まれ、鉢植えのアサガオが牛が牽(ひ)く荷車に積載して売り歩かれるようになったようです。
ツルに巻きつく姿にちなんで朝顔は、「愛情」「結束」などの花言葉を持っています。そして、赤色・青色・紫色・白色などさまざまに色づいています。色や形が豊富な園芸植物の一つとして親しまれていったのです。
朝顔は名前の示すとおり朝早くから花を咲かせ、海外でも英語でMorning glory(モーニング朝・グローリー栄光・全盛)」といいます。
同時に、全国各地でも朝顔市が開催されるようになりました。
東京で開催の朝顔市
入谷鬼子母神の朝顔市~入谷朝顔まつり 毎年7月6日~8日(5:00~22:00)に開催される朝顔まつりの後の7月9日・10日には、浅草寺のほおずき市を催していました。
池袋氷川神社、すがも朝顔市、文京朝顔・ほおずき市、深川神明宮の朝顔市(森下朝顔市)、小岩あさがお市 、すがも朝顔市、国立市の朝顔市、日比谷公園、多摩市(せいせき 朝顔市)、八王子(夏の風物市)、
他には、神奈川県、石川県、静岡県、名古屋市、京都府、大阪府、岡山県、広島県、福岡県、熊本県、鹿児島県での開催実績がありました。
コロナ禍の日々お出かけの際は実施の有無を確認してください。概(おおむ)ね7月初旬より8月下旬ごろまでの開催のようです。

◇朝顔Morning glory あさがお: ヒルガオ科の植物で、主に熱帯、亜熱帯地域に分布して温帯地域では少数の種類がみられるにすぎないといわれています。 播種(はしゅ)は4月下旬で最初の開花は7月下旬に見られます。東京では新暦で早咲きさせているようです。8月末頃までは萎んだ花を摘み取り、種をつけないようにすると、花を長く楽しむ事ができ、翌年咲かせる種は、9月中旬頃に咲いた花で採るようにするとよいでしょう。
多くは草本で茎はつる性、匍匐(ほふく:横に広がる)性で、花は美しく大きく漏斗状、鐘状で鮮明な色をしています。
奈良時代(710年~794年)に中国から種子を薬とするために持ち込まれ、その後、園芸植物として親しまれてきました。同じヒルガオ科の仲間にはヒルガオやヨルガオ(ユウガオ:夕顔はウリ科)、甕菜ようさい(エンサイ、クウシンサ:空心菜)、サツマイモなどがあります。チョウセンアサガオは、ナス科に属し一般にいう朝顔とは科が異なります。漢方で牽牛子(けんごし)として種の芽になる部分には利尿、下剤の作用がありファルビチンPharbitin (配糖体)を含み強い下痢や嘔吐を伴いやすく安易な素人判断による服用は避けた方がよいでしょう。ファルビチンは水には溶けにくく煎液ではあまり効果的でなく、 粉末で用いているようです。
中国の“名医別録”(3~4世紀頃)にも牽牛子の記述があり、かなり古くから知られ名前は、朝顔の種子と牛が交換で取引していたことに由来としています。
中国から入ってきた当時(奈良時代710年~794年)の朝顔は、現代のアサガオの姿とは違っており、丸い小さな青い花を咲かせていたといいます。古くに万葉集(8C:奈良時代)などで「朝顔」と呼ばれているものは、キキョウあるいはムクゲではというのが一般的です。アサガオ(牽牛子)と、朝に咲く花一般としての「朝顔」の区別は、平安時代(794年~1192年)より徐々に広がっていったようです。
どこまで明確に区別していたのかは諸説あり、清少納言の枕草子(~1001年)に、アサガオは登場し、アサガオと、キキョウを区別しているようです。一般には平安時代(794年~1192年)ではまだ、アサガオ(牽牛子)と、朝に咲く花全般を朝顔として認識していたのではと推測しています。
アサガオの原種は淡い青色で、狩野重賢画の草木写生春秋之巻(1657~1699年)に突然変異で17世紀の初め頃にまず白花が現われ、ついでアサガオ赤花のもっとも古いと思われる図を描いています。文献上では江戸時代初期の(寛文4年:1664年)で次いで、紫、さらに花壇地錦抄かだんちきんしょう(元禄8年:1695年)に瑠璃色の花を記載しています。

朝顔の葉や花には毒はありませんが、種は有毒としています。誤食で激しい腹痛、下痢を発症するなどの強い毒性を持っています。花の部分をエデイブルフラワーとして絶対に食べてはいけないわけではありませんが、味が無味で美味しいわけではなく彩としては可能でしょう。
朝顔は、「愛情」「結束」などの花言葉もあり、緑のカーテンとしても人気のようです。

 

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