・浜独活 はまうど
セリ科、関東南部海岸の岩上、または砂地に生育する。発芽から枯死(こし)するまでの期間が多年にわたる植物。茎は直立して上の方で分岐し、高さ1~1.5m位になる。葉は大型で長い柄があり、普通3枚ずつがひとつの組になった形をしており、それぞれの葉は卵形か、ささの葉のような形で先は鈍くとがって、表面は濃緑色で光沢があり、裏面はいくぶん白味を帯びる。
春~夏にかけて、傘形に並んだ多数の小さな白い花を密に咲かせる。和名は「浜に生えるウド」の意で名付けられた。アシタバ(黄汁)に非常によく似ているが小葉はやや卵形、果実の基部が陥入(かんにゅう)する。乳汁、あくが、あるが花、茎を炒め、天ぷらとして食用にできる。
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