「浮御堂」
春の浮御堂は淡く淡く
湖に溶けそうだ
いままで水の中に在って
浮き上がってきたんだ
だから淡い湖の香りも
生き物たちの声も
聴こえてきそうだ
浮御堂の春はそんな淡い色で
琵琶湖に姿を現してくれた
春の浮御堂は淡く淡く
湖に溶けそうだ
いままで水の中に在って
浮き上がってきたんだ
だから淡い湖の香りも
生き物たちの声も
聴こえてきそうだ
浮御堂の春はそんな淡い色で
琵琶湖に姿を現してくれた
「水と陽を分けるもの」
水と陽を分けるもの
それは土のようだ
地の中に流れる赤い土
それが陽の昇るエナジーを受け
水との境を作っているのだろう
私はその隙間から
確かに陽が昇るのを見ていた
それは遠い昔なのか
その先なのかは
はっきりしないのだが
この暖かくも胸に覚えある
感覚が確かにそう答えている。
水と陽を分けるもの
それは土のようだ
地の中に流れる赤い土
それが陽の昇るエナジーを受け
水との境を作っているのだろう
私はその隙間から
確かに陽が昇るのを見ていた
それは遠い昔なのか
その先なのかは
はっきりしないのだが
この暖かくも胸に覚えある
感覚が確かにそう答えている。