発光
鮮やかなオレンジ色の
その回転体はプリズムの様に
光を反射しながら浮いていた
ただ周りには光源らしきものは
なかったので反射と言うより
自ら発光していたのかもしれない
私には人がそのままの形で
それが宙に浮くために
このような発光になったと
思えてならない
そしてそれは一つのシンボルの様に
輝いて、何か光以外にも
発信していたに違いない
発光
鮮やかなオレンジ色の
その回転体はプリズムの様に
光を反射しながら浮いていた
ただ周りには光源らしきものは
なかったので反射と言うより
自ら発光していたのかもしれない
私には人がそのままの形で
それが宙に浮くために
このような発光になったと
思えてならない
そしてそれは一つのシンボルの様に
輝いて、何か光以外にも
発信していたに違いない
冬の雲
冬の雲もまた北に向け
伸びて横たわり
夏の入道ほどではないが
その姿は素晴らしく雄大だ
特に昼下がり陽が傾き掛けた
雲にお日様が掛かる頃には
雄大で冬のいろんな厳しさを
大きく全部包み込んでまた
私達に愛を注いでくれている
冬至の日
冬至の日の夕陽を見た
正に陽が沈む時
辺りは静けさで覆われ
太陽はこの長方形の空から
バーニングアウトしたかの様に
そのエネルギーが溢れ出し
ある境界を抜けて行った
確かに確かにそれは静かに
アップデートされたので
誰もその事を見落としている
溢れた光は明日の明るさとなって
世界中をもっと違った何かに
目覚めていく全ての基に
なるだろう
夢の中の境界線
夢の中には境界があって
境界だから越えられない柵
のような何かがあって
その柵は自身のトラウマや劣等
と言ったものとは違うらしい
明らかに違う世界との境界
越えられない何か
しかし夢の本題は
別の興味深いもので
その世界の中で広がる
「生きると言う事
猫はいつも寝ている
特に冬の寒い季節
寝ている事が前提で
生を受けたとすれば
それはそれ
人を含め生き物の
生きる姿はまちまちだ
それは人においても
まちまちだ
だから、あなたは
何をしていても
どうしていようと
生かされている