陽は昇る

「陽は昇る」

陽は昇る

黄色い大地に陽は昇る

その姿は大地に立たずとも

今、この目を閉じた中にも。

大きな太陽が

その持ち得るエネルギーを

携え、今日一日の全てのために

全ての前に堂々と昇りつめてきた

黄色い太陽は、全てに最大限の

元気をくれた。

地球に立ってる

「地球に立ってる」

君は地球の上に立っている

当たり前の様で

実は当たり前でない。

どうしても 君は地球に 今いる

こんなにも偶然の中の偶然

でも 偶然でなく必然

もし 時が過去から未来ではなく

未来から過去に流れていたとしたら。

そして シートの上に並べた様に

時はなく それは並べられていたら

それはきっと 一つの絵の様に世界があり

そのピースの一つは君である訳だ。

椅子

「椅子」

椅子は素晴らしく立派である

休む人を常に支えてくれている

そんな椅子に事件が起こった

私は仕事を終え椅子に座り背伸びした

瞬間、それは発生した

椅子が崩壊したのだ

おそらく私の体重に耐えきれず背が折れたようだ

私もひっくり返ったが幸いにも

その背もたれが私を守ってくれた

自らは崩壊したが、私を守ってくれた

哀れと思いながら、椅子をよく見ると

それはカスガイが抜けていただけだった

カスガイを元に戻し、椅子は再生した

そうなのだ。 これは椅子に限ったことではない

いつでも、どんなものでも、元に再生できるのだ

だから、よく見てみるということだ。

満月に想う

「満月に想う」

一杯一杯に月の水が満たされて

こぼれんばかりの雫が

今夜のお月様から溢れ落ちてるよ

そうだね。嬉しいよね

いつもお月様に感謝しているね

君の目からこころの中を通り

そして地球の中まで、すうーっと

走り抜けグルグル回って

お月様の優しくも潤いある

愛が通っていったよ。

今夜のお月様に感謝。

水と光の恩恵

「水と光の恩恵」

大きな木があるとする
大きな木の根は広い
沢山の水を汲み上げる
そしてそれは空に戻る
なんだって同じだ
根はそういうものだ
地を這い、走ってゆく
どんな物にも結びついて行く
すべては、つながっていく
そう、お前の脳にしてもだ
雨が上がってもなお、水が地にあることを思え
いつでもある、組み上げよ、無限にある
そして身を通して、皆のもとに

一杯の現実から、暫し離れよ
現実は、溜まる水、流れがないのだ
みんな、流して行きなさい
すべては、もとに戻るから、心配しなくて良い
何も心配は、要らない
心配するのは、自由の元の輝く光を見ていないからだ
見なさい、もっと、輝く綺麗な光を
そして、その暖かさを感じてみなさい
それには、癒しがある
癒しとは自由になる言葉だ
そこから始まる、そこに向う
今が今、その喜びに会いなさい
始まりだと思えば良い
そう、始まりなのだ
遅くはない、時間も何も、そこには無い
あるのは、自由に思うか、愛を受け取るハートが有るかだ
ああー、みんな、もっと力を抜きなさい
お前に言う、伝えよ、これを
また、会おう