増大する光
今の状況はどうか
そうだね 今はまだ途中道半ば
やがてくる大きな光に
あまりの眩しさに
目が眩まぬように
むしろ目を大きく開けて
光は徐々に強さを増すから
慣らしておくのが良い
その多くは何が起きても
大丈夫なのだから
今はただ楽しみの姿を
思い巡らしていよう
明日はもっとそして明日から
夜明けの合図は静かなんだ
だから聞こえない
でも合図がする
君たちへの合図は
君の気付かない
ハートの奥へと送られた
冠雪の伊吹
冬の朝 伊吹山に雪が積もっていた
それは薄くそっと優しい白で
ところどころ岩肌が覗いていて
その姿は素晴らしく美しい
青く澄みきったバックの空
普段の年の普段の冬景色
またお会いできたこと
ただそれだけで嬉しい
「紫の岩」
紫の岩が
海辺に横たわる
時々、黄色の光を
空に放っている
光は二本、一直線に空に伸び
その様は何処かと交信している
ように見えた
未来の明日の地球のために
こうしていろいろな所で
準備が始まっている
変化する世界
月の光は水を持って
その大地にやってきた
そして砂で覆われた地に
黄の月は水をもたらした
やがて大地はその色を変え
深い青の世界になった
だんだん少しずつ変わろうと
戻ろうとしている世界
その変化を見ていた風は
正に創造の喜びに打たれ
大地を駆けてゆくのだろう