「夢」
本当の平安とは何か
君は分かるかね
そうだよ 君の心が
知っていることを
思い出す道のことだ
ある朝、君は遅く起きて
夢の続きを見ていた
その夢は幾重にも
重なっていく緑の大地
そしてそこに黄色の花
咲き誇る丘
ただ何の物語もない情景の夢
君は目覚めていた
あまりの心地好さに目覚めたくない
でも目覚めていた
窓を開けると心地好い風が目に当たる
君はもう現実という素晴らしい世界に
生きているんだ
「夢」
本当の平安とは何か
君は分かるかね
そうだよ 君の心が
知っていることを
思い出す道のことだ
ある朝、君は遅く起きて
夢の続きを見ていた
その夢は幾重にも
重なっていく緑の大地
そしてそこに黄色の花
咲き誇る丘
ただ何の物語もない情景の夢
君は目覚めていた
あまりの心地好さに目覚めたくない
でも目覚めていた
窓を開けると心地好い風が目に当たる
君はもう現実という素晴らしい世界に
生きているんだ
「山肌を登る虫」
山肌を登る虫は太陽を目指していた
虫は自分が余りにも大きい事にも
気にもせず登っていく
でも山はそれほど高くはなく大きくもなかった
直ぐにも頂上に届きお日様に出会った
山は言った
君は僕の背中につかまり
お日様に会えて良かったね
虫は何も答えなかった
ただただお日様の暖かい光を浴びて気持ち良くしていた
山は思った
君の身体の鮮やかな色はお日様の光で
更に耀いているんだね
でも君は何もそんなこと知らないし
知ろうとも思っていない様だね
ただただお日様からの贈り物を
気持ち良く味わっている様だ
そんな自然の中で彼らは耀いていた
「人の世は跳ねて転げる」
黄色い輪 緑の輪
その中に赤い球と遊ぶもの
ずっといつまでも楽しく遊ぶ
動物は無邪気だった
野のフィールド一杯に
跳ねては転げて遊ぶ
人の世と同じなんだ
みんな 跳ねて 転げて 遊ぶ
本当は楽しく遊ぶ
それがいいんだ
人の世は跳ねて転げる