竹林
その竹林はさほど密集してなく
程よい竹たちの林になっていた
月も見えるとても幻想な情景だ
それにしても、周りの林の木々の
風景とはこんなにも違うものなのか
まるで別の世界だ
この地球にあって異なる星からの
空間と見えてならぬ
地球にも他の星の空間が有っても
不思議ではない。
こんな世界に生かされた
こんな喜びもまたある。
ある灯台の夕景
夕陽が沈む海に
シルエットを残して立つ灯台
夕陽は黄金色に輝いて
灯台に合図を送った
私はこれから海の向こうの
国の灯りとなるから
夜のこの海は頼んだから
そうやって一言言って
向こうの海に消えて行った
それはそれは静かな世界
存在とはこんな静寂の
ひとつの景色に現れて
私達を見守ってくれている。