人は変化していくものである
そう 人の心も 人の身体も
水に熱を与えて
お湯となり沸騰して
一部は湯気となり 空気に
染み込んでいく
熱に触れて人も変わっていく
だからその緩やかな変わりのうちに
私達は心も身体も磨いていく
時間とはそうした過程の
物差しでもある。
また 私のもとにやってくる
焼けてはいないが熱い
大きいが険しくはない
優しさで溢れているのだろうか
優しさと言うには簡単過ぎる
そう 最もそれは存在感が
有りすぎて涙が出てくる
秋に似合うこんな景色が
平凡でなく
素敵な瞬間である。