浜松町駅から徒歩1分の旧芝離宮恩賜庭園に寄ってみました。
以前紹介した近くの浜離宮同様、気軽に楽しめる都会のオアシス!
ただ、浜離宮と比べて、規模がだいぶ小さい庭園でした。
周りを高層ビルに囲まれている感じです。
大名の大久保忠朝上屋敷の庭園楽寿園が始まりで、
宮内庁管理の離宮を経て、大正13 年に東京市に下賜され、旧芝離宮恩賜庭園として公開されたそうです。
旧芝離宮恩賜庭園は、都立九庭園のひとつ!
大泉水(潮入の池)
以前は東京湾の海水が敷かれ、潮の満ち引きを楽しむことができた潮入の池でした。
現在は雨水を利用した淡水の池です。
蓬莱山を表した中島や、築山などの石組の造形物があります。
石組とは自然の風景や不老不死を表現するために
石や岩を組んで造った構築物のことらしい。
大泉水の真ん中には、中島。
不老不死の仙人が住むと言われる中国の深山幽谷、蓬莱山を石組と松の木で表したのが中島です。
石柱
むかしは駒つなぎの石と呼ばれていた4本の石柱。
小田原の北條家に仕えていた戦国武将の旧邸から運ばれてきた門柱です。
雪見灯篭と州浜
雪見灯篭とは、池や墓地を照らすための背の低い灯篭のこと。
雪見灯篭越しに眺める池とビルの光景は素晴らしい!
雪見灯篭が建っている州浜は、小石を敷き詰めてあります。
昔は、小高い所に上ると富士山や筑波山、房総半島などが見えたそうです。
今はビル群!
昔の人が見たら、ビックリだね~
浜離宮恩賜庭園より人が少なく、園内に10人居るか居ないかだったと思います。