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新潟県 小千谷市 浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)世界一の打ち上げ花火。 やっぱり中止~!

2020-09-07 17:23:03 | 新潟
 


三尺玉発祥の地として知られる片貝の花火。

9月8日~10日に開催予定でしたが、新型コロナウイルスのため中止です。


新潟県小千谷市片貝には浅原神社があります。

片貝まつりは浅原神社の秋の例大祭で、たくさんの人が奉納した花火を上げる日です。

江戸時代から続く行事だそうです。





今年もこの日がやってきます。

でも中止。以前ここを訪れたときの写真と共に振り返ります。

毎年小さな町にたくさんの人が集まります。






片貝祭りの特徴はとにかく花火が大きい!

お隣の長岡花火では最大で三尺玉。

ここ小千谷片貝では四尺玉が上がります!

しかも、長岡花火は信濃川沿いに花火打ち上げ場所があるのに対して、

片貝祭りでは神社裏の森で花火を打ち上げます。

打ち上がった花火は、森に星が降るかのように舞い降ります。







浅原神社に奉納される花火には、奉納した人の想いが込められてます。

そして1つ1つの花火が上がる前に会場にアナウンスが流れます。

「おじいちゃん、おばあちゃんいつまでも長生きしてね!孫一同より」

奉納した人の住んでる町と名前が読み上げられ、そして打ち上げ開始。




中にはこのアナウンスを利用してプロポーズをする人もいます。

そしてこれは飼っていたペットたちに送る花火。





アナウンスでは、ペットの名前のあと「我が家に来てくれてありがとう!」

「ニャンターマイン打ち上げ開始です!」と。





花火は神社側の桟敷席で見るのが1番オススメ。

一区画が広いけど高い(^_^;)

桟敷席には花火を奉納した人たちがたくさんいて、

自分たちが奉納した花火が上がる時は祭囃子が始まります。

花火は個人で奉納してもいいしグループで奉納してもOK。

片貝祭りで1番ダイナミックな花火をあげるのは、地域の還暦祝いのグループ。

小千谷では卒業生たちが○○組って名前をつけて、同窓生一同で花火貯金をするみたいです。

厄年や還暦の時にその貯金を使い花火を上げています。

アナウンスも「厄年満願!」とか「祝・還暦!」となり、

桟敷に集まった同窓生たちが花火の最中に踊り喜び合ってます。

花火が無事に上がると、

「○○組のみなさん!おめでとうございます!」とアナウンスがあり、

見にきてる人たちみんなでおめでとう!って拍手するんです。

森に降り注ぐ花火。





片貝祭りは四尺玉でフィナーレを迎えます!

この四尺玉の写真は片貝祭りのホームページから。




新潟県小千谷市片貝町で開催される「片貝まつり」の四尺玉は、

打ち上げ高度約800m、開花直径約800m、この四尺玉の直径約120cm(約4尺)、

重量約420kg、打上用の煙火筒は高さ5.2m、厚さ1.8cmの鋼鉄製である。

だそうです。この情報はウィキペディアから(笑)

花火の写真は随分前に見た四尺玉です。





ちなみに奉納花火は
奉納煙火 料金(消費税込み)
花火の大きさと金額
十号玉 (尺玉)53,500円
七号玉(七寸玉)25,200円
五号玉(五寸玉)12,050円
スターマイン180,000円以上
その他の花火、特殊な花火、打ち揚げ方法等についても相談に応じています。

だそうです。


花火番付が出てきました!

平成21年でしたか。。。

こんな感じで新聞みたいな番付に1つ1つの花火に込められたメッセージが書いてあります!







番付の裏面には花火の紹介。






 場所 新潟県小千谷市片貝町三之町 浅原神社裏山


「浅原神社秋季例大祭」の花火は、色々な想いを込めて神様へ奉納するものであり、

片貝町の方々によって江戸時代からの伝統を守られてきた祭りなのです。

来年は例大祭できるとイイね~(^_-)-☆




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